素晴らしい自然環境の窯元さんを訪ねたその帰りに。



先月、とある窯元さんを訪れた際に撮影した風景写真。

窯元さんのすぐ近くの場所で、あまりにも素敵な風景だったので、
車から降りて思わずシャッターをきりました。


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樹木が生い茂っているのは山の中だけではないんですね。

川の畔でも木々は茂るんですね。


新緑は目に眩しいし、風は爽やかだし。

どこか外国の農村風景のようにも見えますよね。


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すぐ間近にこのような自然がある環境で作陶していたら、
やっぱいい作品ができるんでしょうね。






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# by tano4sou | 2014-05-27 23:38 | 雑感

「 made in Kurashiki in くらしき 」が今年も、“ あるよっ!”。


一昨年と昨年、開催された「 made in Kurashiki in くらしき 」が
今年も開催されます。

すこし前にはその情報は聞いていたのですが、書き込みするのが遅れて、
危うく過ぎてしまうところでした。

いやぁ~、危なかったですね。


で、その開催日ですが、今回は、5月31日(土)・6月1日(日)の両日。
朝10:00~夕方4:00までの開催で、場所は今までと同じ「倉敷芸文館広場」です。


もらったチラシを見たら、表面は今までと同じようなパターンでしたが、
裏面は変わってましたね。

各ブースの位置を記した会場図が載っていて、これは判りやすいです。
会場の中で迷わなくて済みますものね。


それから、ワークショップや飲食店のブースの色分けもされていて、
これもすっごく見やすいですね。

なんか今までより、めっちゃ進歩してる感じですね。


これは皆さんにも体感していただかないと。

実物を見ていただくのが一番なんでしょうけども、その代わりに、
チラシをアップしておきましょうね。
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読めるかどうかは、ちょっとわからないですけども。


是非今から予定に「 made in Kurashiki in くらしき 」を書き込んで、
出かけましょう。
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# by tano4sou | 2014-05-25 00:52 | 展覧会見学・展覧会案内

カップ1000点って、やっぱハンパない数でしたわ。


先日来、告知してきました「呑器九百九十九盃」展ですが、
明日から開催されます。

それに際して、昨日は作品の搬入・陳列のお手伝いに。

もともと今回の展覧会開催のきっかけを作ったようなもんでしたから、
その穴埋めという訳ではありませんが、お手伝いさせていただきました。


と云ったものの、そう大したことはできません。

商品の陳列や飾りつけなどは、石田充弘さんの感性にそぐわないとダメですからね、
口出しなどできるはずもありませんので、ひたすら商品出しに精を出していました。

ダンボール箱から作品を取り出し、包んである紙をほどいて、展示場所に置く。

ただそれだけなんですが、これがなかなか終わらないんですよ。

ダンボール箱に平均30個入っているとしても、33~4箱あるわけですから、
紙をほどいてもほどいても、次から次へと作品が出てくるんですよ。

会場にずらっ~と並べられた状態で、この「呑器九百九十九盃」展のすごさを
体感するのかと思っていましたが、まさか紙をほどく商品出しの段階で、
この凄さを体感するとは思っていませんでした。

思わず口から出た言葉が、「ホント、ハンパない数やなぁ~。」

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そしてこうも感じました。

私はただひたすら紙をほどいていただけなんですけど、
「これを包んだ人がいるんだよなぁ~。」って。

全部じゃないにしても、8~9割方は包んであったと思うんで、
これも気の遠くなるような作業ですね。
ホント、ご苦労様でした。


そして、もうひとつ情報が。

4/9付の「山陰中央新報」紙の「鑑賞席」に、安食ひろさんが石田充弘さんの
「呑器九百九十九盃」展について書かれた記事が掲載されています。

いろいろと書かれていますが、石田さんをしっかり応援されていますね。

「山陰中央新報」を購読されている方は、是非ご覧ください。



「呑器九百九十九盃」展、いよいよ、始まります。



■ information ■

石田充弘 ワールドカップ展「The Final」
呑器九百九十九盃。

<会期>4月10日(木)~ 4月16日(水)
   10:00 ~ 19:00 ( 最終日は17:00まで )
<会場>一畑百貨店 松江店 美術サロン(5階)
  ( 島根県松江市朝日町661/ 松江駅前 )
<問合せ> 直通電話 (0852)55-2523  担当/中村さん・安達さん・平井さん




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# by tano4sou | 2014-04-09 21:34

とってもユニークな花器!?。


ちょっと昔に撮影していた写真の中から、ちょぉ~っとユニークな
独創的な作品を紹介。

この作品は、素焼きをする前に見たのが最初でした。

見た瞬間に「面白れぇなぁ~」と思ったんで、すぐさま「撮影させてください。」と
無理を云って撮らせてもらいました。

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ねっ、変わった形でしょ。
壺っぽい形でもあるし、花器みたいな感じもするし。

でも、なかなかこんなフォルム考える人いないよ。

とにかく発想がね、ユニークだよね。



そんで、焼きあがったら、「また撮影させてください。」とお願いをしていたので、
もちろんそれも撮りました。

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艶黒釉みたいな真っ黒い色合いの釉調に仕上がってます。



有名な作家さんの作品をマネして技法や技術を磨くのは、もちろんいいことなんだけど、
それだけで終わっちゃぁ~ね、ダメだよね。

やはり、自分のオリジナル作品を作らないと。

そういう意味では、“アッパレ”なんじゃないですかね。


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# by tano4sou | 2014-04-04 23:58

カメラマンさんにお伺いしました。


ここのところずっと「呑器九百九十九盃」展について書いていますが、
今日はあの写真を撮影されたカメラマンさん、大西さんと仰られるんですが、
その方に思い切ってお話を伺ってみました。

お聞きしたことがちゃんとまとめられているかわかりませんが、
書き記してみます。


まず前提として、大西さんには撮影のテーマがあると云われました。

それは、「立体感」ということでした。

立体物を撮ろうとしても限度があるし、写真は平面であるからこそ、
「立体感」を大事にしている、と。


実際には印画紙の上に(平面)、石田さんの作品(立体物)を置き撮影。

モノクロ部分を奥に、カラー部分は手前にして、それらの中間を作る
ということでした。

要は、立体感を表現しようということですね。


それからまた、お客様を絞る、という作業もされていました。

いつも個展に来ていただいている人々や興味のない方々は外して、
この度の「呑器九百九十九盃」展では、その中間層の人達に絞られました。

一般的なポスターやポストカードのように商品を説明するのではなくて、
「面白そうだから行ってみよう。」と思ってくれる人達に向けて、
働きかけるというものです。

そういう狙いで、あのDMはがきは作成されたようです。


先日の記事では、『モノクロだと「この部分は何色なんだろう」と想像力が
働きますから、カラーで全部を見せるより、モノクロにして見せる方が良いと
思われたんでしょうね。』と書いたんですよね。

でも「想像力が働きます」というのは、“なくはない”というぐらいレベルで、
実際はやはり違っていましたね。

傍からみて思うのと聞いてみるのとでは、やっぱり違いますね。
当然のことですが、プロの仕事は実に奥が深いです。

カメラマンの大西さんにお話が聞けたことはとても良かったですし、
また、あのDMはがきがより多くのお客さんを連れてきてくれたらと、
願うばかりです。


石田充弘 ワールドカップ展「The Final」
『 呑器九百九十九盃 』展

あと一週間となりました。


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# by tano4sou | 2014-04-03 23:58

石田充弘さんの『呑器九百九十九盃』展DMの、ヒ・ミ・ツ。


4月10日(木)から始まる、「呑器九百九十九盃」展。

作品にこだわるのは作家であれば当然ですが、石田充弘さんの場合、作品だけではなく、
展覧会を告知するDMはがきにもこだわりがあるようです。


昨日の記事にも写真を掲載しましたが、ランダムに並べられたカップ類の中に、
カラーのカップとモノクロ(白黒)のカップがあるのがわかります。

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モノクロだと「この部分は何色なんだろう」と想像力が働きますから、
カラーで全部を見せるより、モノクロにして見せる方が良いと思われたんでしょうね。
( ※ 実際はどうだったのかは、また聞いてみようと思います。)

DMを見て最初に思ったのは、「この写真は合成写真なんだろうな」ということ。

でもお伺いしたら、そうじゃなかったんですよ。
一発撮り、なんですって。


撮影の手順は、ざっとこんな感じで。

まず、作品を写真のようにランダムに並べて撮影します。

それから写されている作品の原寸大で、印画紙に焼き付けます。(モノクロプリント)

その焼き付けた印画紙の上に、色つきの作品を並べて、もう一度撮影します。


まぁ~、今の時代に、メッチャ手間のかかることをされてます。

作品作りにこだわり、それを伝えるDMにもこだわる。
石田充弘さんの中では、作品作りとDM作りは繋がっているんですね。
しかも、ごく自然に。


といったことを踏まえて、今一度、DMを見たら、また違う印象が
浮かんでくるかもしれませんね。

モノクロ写真の部分に、色が浮かんできちゃったり。




■ information ■

石田充弘 ワールドカップ展「The Final」『 呑器九百九十九盃 』

<会期>  4月10日(木)~ 4月16日(水)10:00 ~ 19:00( 最終日は17:00まで )
<会場>  一畑百貨店 松江店 美術サロン(5階)


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# by tano4sou | 2014-03-29 00:01 | 展覧会見学・展覧会案内

石田充弘さんの個展案内が届きました。

先々月に“4月の展覧会「カップ九九九碗r>展」に向けて、作品を作ってます”
記事を書いていましたが、その個展の案内が届きましたよ。


タイトル、
石田充弘 ワールドカップ展「The Final」
『 呑器九百九十九盃 』

 
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ホントに、とうとうやってきましたね。

もう、999個は出来上がってるそうで、
後は搬入の準備や陳列の段取りだけだとか。

展覧会間際になっても作品作りをしているということはなく、
段取り良く、ゆとりをもってされている石田充弘さんの仕事ぶりには、
いつもながら敬服いたしますね。

この半年ずっと、この展覧会の作品作りに没頭されていたんでしょうけども、
一口に、999個といっても、やはり大変な数です

日数から逆算していって一日に何個作ればよいかを考えたら、
気の遠くなるような作業だったんじゃないかと、推測されますよね

だから余計に、展覧会場にずら~っと陳列された光景を見るのが、
ホント楽しみですね。

以前行われた「九百九十九碗」展の際には、石田充弘さんのお友達の
安食ひろさんが云われた、『 頭がクラクラする 』という、あの感覚を
是非味わってみたいものです。
(という噂を聞いてたので。)

作品のテイストの好き嫌いはあっても、なかなか見れる類の展覧会じゃない
ですから個人的には、チョーおすすめします。

ご近所の人も、遠方の人も。

わざわざ見に行く価値のある展覧会ですよ。

そして、気に入った作品は購入して、ね。
記念として買われるのも、それまた良し、でね。


「 呑器九百九十九盃 」が始まるのが、ホント待ち遠しいですね。



■ information ■

石田充弘 ワールドカップ展「The Final」
『 呑器九百九十九盃 』

<会期>
10(木)~ 416(水)
10:00 ~ 19:00 ( 最終日は17:00まで )
<会場>
一畑百貨店 松江店 美術サロン(5階)
( 島根県松江市朝日町661/ 松江駅前 )
<問合せ>
直通電話 (0852)55-2523  担当/中村さん・安達さん・平井さん


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# by tano4sou | 2014-03-26 12:10 | 展覧会見学・展覧会案内

木村知子さんの作品が、お雛様とともに。



木村知子さんの作品が、九州は小倉で見ることができます。
(もちろん、お買い上げも。)

「デザイン・ギャラリー卑弥呼」で開催されている、「 2014 HIMIKO ひいな展 」の、
お雛様展のおとなりに、陳列されるそうですよ。

1月10日(金)から26日(日)まで開催されていますので、
まだ時間はたっぷりありますので、九州の方々、それに
山口・広島の方々も見に行くことができますよね。

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そこで、住所・連絡先はというと、次の通り。

北九州市小倉北区魚町2丁目2-7
TEL 093(533)2825
http://www.g-himiko.co.jp/
デザインギャラリー 卑弥呼 」


ちなみに、木村知子さんは昨年日本工芸会の正会員になられた
新進気鋭の若手陶芸家。

多分このようなテイストの作品をこれからもドシドシ作られていくんだろうな、
と個人的には思っています。

いずれにしても、目指すべき処、方向性が決まる、というのはとても大事だし、
とてもいいことだと思いますね。
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# by tano4sou | 2014-01-10 23:59 | 展覧会見学・展覧会案内

石田充弘さん、ガンバッテます!。


2014年も明けましたね。
おめでとうございます。

正月三が日も過ぎて、はや4日。

ぼちぼち普通の生活に戻していかないと、ヤバイことになりそうな
今日この頃、といったところでしょうか。


で、正月に石田充弘さんから、お年賀メールが届きました。

春に一畑百貨店で行われる、あの、例の、「カップ九九九碗展」に向けて、
正月も返上で作陶に励んでおられる写真でした。

上絵付けの作品や12月に穴窯で焼かれた焼き締めの作品も載っていました。
それと、素焼きの作品も。

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4月まで、まだまだこのような光景が続いていくんでしょうね。

ロクロで挽いて、ハイ終わり、じゃないですからね。

なんせ九九九碗ですから。
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# by tano4sou | 2014-01-04 23:20 | 展覧会見学・展覧会案内

枡枡、ガンバッテます!。


今朝、ネットでニュースを見ていたら、面白い記事を見つけました。
朝日新聞デジタルの2月12日の記事です。
( ※ 枡 ニュ-ヨーク 朝日新聞デジタル で検索してみてください。)

それは、“ 高級服飾ブランド「ポール・スミス」の米国ニューヨークの店で、
赤、黄、緑などシャープなデザインで塗った8勺と、直方体のひょろ長いとっくりの
「升(ます)」が、置物や小物入れの「おしゃれ雑貨」として人気だと。 ”

この枡を作ったのは、岐阜県大垣市にある「大橋量器」という会社。

その「大橋量器」が、昨年、「ニューヨーク国際ギフトフェア」に出展し、現地の人々に
人気を博して、「ポール・スミス」から受注した、ということでした。


最初の印象は、「へぇ~~」でしたが、すぐ「頑張ってるなぁ~」と変わりましたね。

我々が愛する陶磁器も、御多分に洩れず需要が頭打ち傾向です。
“せともの”と呼ばれる製陶所でつくられる陶磁器や陶芸家が作られる一品モノの
陶磁器も一部を除けば、停滞というよりハッキリ減少している状況ですね。

なので、素直にそう思ったんですね。


やはり、ニューヨークの展覧会へ出展したこと、従来にないデザインを考えたこと
などが今回のような扉を開けたんだと思います。

「売れない、売れない」と嘆いているばかりでは、前に進めないんですね。

やはり、よく云われることですが、「行動しないと何も始まらない。」と。


最後に、五角枡とか三角枡とか灯しますなど、面白いデザインの枡がいっぱいの、
「大橋量器」さんのアドレスを記しておきます。

「大橋量器」  http://www.masukoubou.jp/freepage_4_1.html
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# by tano4sou | 2013-02-12 23:58 | インフォメーション

たまには“練習”を、取り入れてみよう。


最近、陶芸仲間と話している時に、無意識に出てきたことがあります。

「いつも作品を完成させようとせずに、たまには失敗してもいいから、
思い切ったことをやってみましょうよ。」


陶芸をするからには、誰しも「イイ作品」を作りたいと思うモノです。

で、陶芸教室とか公民館活動とかスケジュールが決められた中で行うので、
どうしても、「失敗はしたくない!」という気持ちが働きますから、スポーツで
云うところの“試合”みたいな感覚で、最後まで作陶されます。

それは決して悪いことではなくて、必要なことなんですけどね、
なかなか“殻を破って”という点においては、弱いかなと思います。


先日お聞きしたある方の、信楽への陶芸研修旅行での話はとても
興味深いモノでした。
それは、信楽の陶芸体験をさせてくれる工房での話です。

陶芸体験ですから、時間に制約があるわけですよね。

その限られた中で、「さぁ何を作ろうか?」というところから始まって、
日頃は細かい装飾などを施される方ですが、如何せん時間がないので、
じっくり考えずに、感性の赴くまま作陶されました。

で、どうにか細長い掛花ができたそうです。

出来上がりをご覧になられて、「結構面白い作品に仕上がった」と
おっしゃられていました。


終わりの時間が決まってて作陶するというのは、ある意味では、
“練習”に、近い感覚ですよね。

いつもと違う訳ですから。
錘をつけてるのと同じように、「負荷」をあたえてる訳ですからね。

ですからね、わざと「負荷」をあたえて作陶をしたらいいと思うんですよ。

例えば、先ほどの話のように、“時間を区切って作陶してみる”、
“削る時などの手数を少なくしてみる”、“いつもは写真や本を見て作っていたら
数十分か数時間頭に叩き込んで、作る時には何も見ずに一気に作ってしまう”
などなど、考えればいくらでも出せるはずでしょうからね。

仮に失敗しても、上手くいかなくてもいいんですよ。

なぜなら、“練習”だから。

それにそれは「失敗」ではなくて、ひとつの経験。
その方の「財産」でもあります。

こういう地道なチャレンジが、いずれ活きてくると思いますね。

「新しい自分に出会える」かもしれないし、または「より上のステージに
引き上げてくれる」かもしれないです。



※この画像は、手造りの霧吹き。上記の文章とは、関係ありません。
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# by tano4sou | 2013-02-10 19:16 | 雑感

織部釉による、ドロッピング・スクエアープレート。


このプレートは、いつもはアバンギャルドな作品をよく作られる
“ クレイスタジオ・ゲン ” の三宅玄祐さんの作です。

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オリベ釉を散らした、“スクエアプレート”。
簡単に云っちゃえば、“角皿”ですね。

白いキャンバスに緑色の釉を水滴のように、散らしているだけの、
至ってシンプルなデザイン。

丸い水玉ではなくて、水面にパァーッと拡がる水滴。

その水滴が締まった感じを与えてくれますね。


でも、こういうことを案外発想できないんですよね。

見てしまえば、“あぁ、簡単だ!”“直ぐできるわ!”とか思っちゃうんでしょうけど、
最初に思いつくのは、なかなかどうしてどうして‥‥。


三宅さんは作陶前から、水滴の“ドット”のイメージがあったようです。

そういうところに、無類のセンスを感じてしまいますね。
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# by tano4sou | 2013-02-09 22:55 | 出会った作家作品

ラフさ加減がイイ感じを出してる、鉢・皿。


昨日の、“picasso” モドキのお皿を作られた方が、持ってられてました。

陶芸家さんの個展にて購入されたモノと、お聞きしたんですが、どなたの作品かは
はっきりご存じではなかったようでした。

それでも、購入されたわけですから、なにかしらひかれる部分が
あったんでしょうね。

その作品はこちら。

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白とこげ茶の色合い、マーブルっぽい模様など、落ち着いた感じです。

鉢ともお皿とも、どちらでもいけそうですね。

周囲の輪郭に見られるように、カタチは手作りの雰囲気がそのまま出ている
ようだし、全体のベースやラインの模様などを、きっちり作り込まずに、
できるだけ自然な感じを出しているように思えます。

そのラフな感じが、いい雰囲気ですよね。
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# by tano4sou | 2013-02-08 22:27 | 出会った作家作品

“ picasso ” モドキ。



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ジャーン。
「何だこれは!」って、思わず唸っちゃいましたよね。

こういうモノって、細かい解説は要らないです。

“顔”っぽい雰囲気を感じれば、何となく察しはつきますね。


聞いたところでは、やっぱり、あの方を真似て、“picasso”モドキを、
作ってみたそうですよ。

いつも「真似は良くない。コピーは良くない。」と発信していますが、このように、
最初から楽しむ為だけに、真似して作ってる場合は、ある意味、オーケー
なんじゃないでしょうか。

どこかの公募展に出したり、陶芸クラブの発表会に出したりするのが目的ではない、
あくまで、作品の雰囲気を自分自身で味わってみようということですからね。


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この作品全体を見ると、やはりその方の“色”が、十二分に出てますよ。

上手いかどうかといったモノサシは一旦脇に置いといて、
“思いっきり楽しむ”というのも、たまには、イイよね。

「新たな自分が見える」 かもね。
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# by tano4sou | 2013-02-07 20:46 | 趣味のやきもの

ちょっと “クール” な、バラ寿司。桶付き。


今日の午前中に訪問したお宅での事。

“お昼ご飯に!”ということで、バラ寿司を持って来られた方がいらっしゃいました。

これですよ、これ。

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色鮮やかな、バラ寿司ですよね。

聞いたところでは、ざっと三升分くらいの量のお寿司のようでした。

きっかけは、昨日、蟹をいただいて一人では食べきれないということで,
バラ寿司を作られたんだとか。
それに、陶芸で今日みんなが集まるだろうから、ということもあったようです。

とはいえ、三升ってなかなかできる量じゃないですよね。
(私は料理をしないのでよく分からないんですけど‥‥。)

ホント、スゴイことで、頭が下がりますね。


それで先ほどの写真のお寿司に、一緒に持ってきた「穴子」を散りばめて、
最終の出来上がりとなりました。

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皆さんとともに、私もお相伴に与かって、美味しくいただきました。
ごちそうさまでしたぁ~。


で、お寿司の味とは別に、もう一つ気にいったのが、この寿司桶ですね。

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普通は、丸い桶が多いと思いますけど、これは四角なんですよ。

周囲は底にいくにしたがって窄められていて、云ってみれば、四角錘を途中で
ちょん切ッたような形。
(こんな説明で分かっていただけましたでしょうかねぇ~)。

焼き物を色々見ていくとどうしても、丸いモノとか楕円のモノとかを目にする機会が
多いので、こういう「四角=スクエア」の形は新鮮で、魅力的ですよね。

やっぱ、器というのは、“盛られてナンボ!”ですね。

使ってる時が、一番輝いてるぅ~~ 。
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# by tano4sou | 2013-02-06 20:49 | 盛り付け

干支 「巳」 の香合。


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陶芸家の古堅幸雄さんがご贔屓筋に毎年初めに配られている
2013年の干支「巳」の香合です。

白磁器にヘビのような模様を施し、アクセントに赤色をつけて、
締まった感じの香合にされています。


干支の香合ですから、ヘビをモチーフにデザインされたと思うのは自然な考え
なんですが、でも実際はそうではなかったようです。

桐箱に同封されていた栞には、次のように書かれてありました。


干支 香合 福字 巳
「福」の字は、「王義之」の書を参考にデザインしました。
古来、「白蛇」は日本各地で縁起のいい動物として信仰の対象にされ、
山口県岩国市の「白蛇」は、国の天然記念物に指定されています。



元々は、「福」という文字で、その文字とヘビとを融合させて、
写真のように仕上げられたんですね。


しかし、毎年このような香合をいただけるというのは、羨ましいですよね。

こういった作品を揃えて並べたら、きっと、イイ感じなんでしょうね。
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# by tano4sou | 2013-02-05 21:38 | 出会った作家作品

猪熊玄一郎が、やってきたッー!。


今日数十年来の友達からハガキが届きました。
「寒中お見舞い申し上げます。」というハガキです。

今の時期に「寒中お見舞い」のはがきが届くというのは、察しのいい方なら
お分かりですよね。

残念なことですが昨年ご不幸があり、年始のお祝いを控えなければ成らなかった
という事情のために、今日の「寒中見舞い」となった訳です。
多分、そうじゃないかなとね。

こちらは、そこまで事情を把握してなくて、他の方々と同じように年賀状を送って
しまって、返ってご迷惑をおかけしてしまった感じですけどもね。

それでいただいた葉書きがステキだったので、紹介します。

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要は絵葉書なんですね。

だれの絵なのかなと、よぉ~く見回したら、片隅に書いてありました。
「題名不明 1987 Title Unknown Genichiro Inokuma 」 とね。

香川県丸亀市にある「猪熊弦一郎美術館」の、あの猪熊弦一郎さんじゃないですか。

「寒中見舞い」に猪熊弦一郎の葉書きとは、ちょっとシャレてますよね。


タイトルに「題名不明」とあるように、どこか掴みどころのない感じの絵ですが、
なぜか興味をそそられる感じがしますよね。

なんか、オモシロイ。
で、何回も見返しました。

たった一枚の絵葉書きでしたが、なんか“イイ”気分になれましたよね。
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# by tano4sou | 2013-02-04 21:11 | 作陶のアイデア・ヒント

焼成見本があると、やっぱりイイッ!。


陶芸を始めて間もない時には、粘土の事や釉薬のこと、
当然のことながらよく分からないものです。

「焼く」という行為を経る焼き物では、元の粘土や釉薬が変化して
出来上がるものなので、理解しずらいところはありますよね。

そういう時に、役に立つのが焼成見本です。

窯の炎の流れや詰め方、釉薬の濃度や掛け方などなど様々な条件により、
必ずその色になるとは限らないものの、おおよその色味を知ったり、傾向を
知る上では、大変役立つものです。

中には、釉薬などの焼成見本を用意していたりする陶芸教室もありますが、
置いてあるところは少なくて、なかなか見かけませんよね。


そういう焼成見本ですが、ちょっと変わった釉薬の焼成見本があったので、
例のごとく写真に撮りました。

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貫入の入ってる釉薬で、しかも、色違いで展開しています。

この釉薬を掛けて焼きあげたら、とっても目立ちそうですね。

最初はそのままキレイに出して、その後は全てを出さずに、昔の洛中洛外図の雲
みたいに、別の釉薬を所々に二重掛けにして、一部分しか見せないようにすると
云うのも、良いんじゃないかなと、個人的にはひそかに思っていますが‥‥。

それに、超接写でも撮ってみました。

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やはりアップにすると、よく分かりますね。

カタログなんかとは違って、質感が感じられますし、平面的ではなくて
立体的というか、奥行きがあるというか、印象が全く違ってきますね。


人にプレゼントするとか成形がスゴクうまくいったとか、“ここぞッ”という時には、
テストピース(焼成見本)を作って確認された方がいいと思いますね。

同じ名前の釉薬であっても(粘土でも同じ)、メーカーが違えば、
焼き上がりは全く違うモノになりますから。

面倒でも焼成見本を作ってみることは、意味があることでもありますし、
為にもなりますよね。
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# by tano4sou | 2013-02-03 23:29 | 道具・材料は大事

まさに、「何だこれは!」ですね。


この作品を見て、皆さんはどう感じられたでしょうか?。

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率直なところ、私も初めてみて、「何、コレ?」って思いました。

直径は50センチ弱、高さも35センチ弱あるビッグサイズで、
割れ目も、模様のうちという感じの焼き物。
ちゃんと蓋もはずせます。

しかし、お皿とかカップとか花器などのように、用途がはっきりしてる
モノではなさそうですね。

一応、モノを入れることはできるようですが、用途としてより、
一種の“表現”として作られたんじゃないかなと思っています。


でもかといって、作品が“ダメだ”とは、全く思わないです。
かえって、「面白いなぁ~。」と思っているぐらいで。

この方が作られる作品を見ると、いつも「生きている・生」ということを
スゴク感じさせてくれるんですね。

今回の作品でも、ある方は「カエルみたいじゃなぁ~」と云われたように、
なんか、生きもののように思えるんですよ。

どこか愛嬌があって、微笑ましくなるんですね。

それでも、「カエル」というのも、角度によっては見えなくはないです。

例えばこんな角度だと、そう思えるかもしれないです。

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作者の方は、脚の部分が「今一歩しっくりこなかった」ようで、全体のバランスが
良くない、との感想をお持ちでしたし、「カエル」をイメ―ジして作られたのかは、
定かではありません。

様々な感じ方をされると云うのは、それはそれで魅力的なことですけどね。


忘れてましたが、この焼き物を作られたのは、陶芸家の香西三樹さんです。

いつも面白い作品を作り続けられますよねぇ~。
実に、楽しいですね。
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# by tano4sou | 2013-02-02 20:25 | 出会った作家作品

異ジャンルの方との話は、“タメ”になる?!。


先日の「やきもの見聞録」の記事で、ミケランジェロの全作品集の事を
書いたことがありましたよね。

その際に、彫刻をされてる方からいろんな話をお伺いしたんですが、
とても印象に残る話が聞けました。


「リンゴは五角形なんですよ。」っていわれたら、どう思います?。

彫刻をされてる方とか果物を扱ってる方からしたら、“当たり前”の事なのかも
しれないんですが、始めて聞いた者には、驚きですよね。

リンゴを真上から見ると、五つの角が見えるらしい、です。

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デッサンをする際には、「リンゴは五角形」ということを、ちゃんと認識して描かないと
いけないので、単なる写しや写生ではダメだと。

つまりデッサンというのは、その対象物の本質を捉えることだ、とも仰られていました。


それから、一番心に響いてきたのは、「自己模倣はいけない」という言葉でした。

他人をマネして模倣するのはいけないことは、私も分かっていましたが、自分の過去の
作品を模倣すること(自己模倣)も、いけないというのには、衝撃を受けましたね。

さらに彫刻においては、自己の 「“量”のハーモニー、“量”のバランス、“量”の強弱」を、
見つけることが大事だと、言われましたね。

それは、画家の方が自分の線、自分の色を見つけるのが大事だと云われるのと
同じことですね。


翻って陶芸・焼き物では、どうなんだろうと考えると、「う~ん」となってしまいます。

技術・テクニックが幅を利かせてしまう世界ですから、どうしても先人や他者の作品を
意識して制作してしまうきらいは出てきますもんね。

“表現”という面では、弱い感じがしますよね。


それにしても、彫刻などの異ジャンルの方と話をさせていただいたことは、
新しい気付きや発見があって、楽しかったなぁ。

それに、タメにもなりましたし。

元々、陶芸・焼き物というのは、彫刻と非常に近しい存在なんだから、
彫刻の事を勉強した方が良いんじゃないかなと、思いますね。
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# by tano4sou | 2013-02-01 23:06 | 雑感