石田充弘さんの工房へ行く途中で。


石田充弘さんの工房へ行く途中、安来市広瀬町に立ち寄りました。

ここ広瀬町は、元々尼子氏の居城・月山富田城があったところで、
松江に行政等の機能が移る前までは、この辺りの中心地でした。
今でも城下町の面影を残している町です。

お邪魔した時、ちょうど旧暦の「おひなまつり」が、町内で開かれていました。

街中の約100軒の民家がおひなさまを飾っていて、様々な表情の
おひなさまを見ることができました。

今でも続いて行われていることに感動しましたし、
またかつての栄華が偲ばれる感じがしました。

c0018051_22295912.jpg
c0018051_2224491.jpg
c0018051_2250868.jpg
c0018051_2250284.jpg



そして、おひなさま以外にもこんなものまで飾られていました。

c0018051_22243760.jpg
c0018051_22245454.jpg



おひなさまを飾ってある旧家「秦家」には、珍しいものがありました。

c0018051_22323944.jpg
c0018051_2237951.jpg


ちょっと暗くて分かりにくいですが、「ねずみの階段」と呼ばれる、
ネズミが通る為のちっちゃい階段です。

ネズミは、大黒様のお使いとされています。
この階段のおかげで、ネズミも安心して活動できたことでしょうね。
心にゆとりがないとできない事ですよね。

それと襖の取っ手が、焼き物の取っ手(染付)でしたね。


やっぱり最後は、焼き物で締めましょう。

「おひなさままつり」に参加している民家で見つけたものです。
おひなさまの隣に飾ってあった花器です。

c0018051_22265871.jpg


焼きゴテを付けたような造形が印象的な花器でした。

おひなさまを引き立て、花器自体も引き立ち、見る者を惹きつけるやきものでしたね。

今はそんなに活気があるわけではないですが(どこの町でも同じですが)、
なにか文化の高さを感じさせるような催しでした。

こういうものはできる限り続けていって欲しいものですね。
[PR]
by tano4sou | 2012-04-06 22:54 | 雑感
<< ホワイトハウス色いろ。 松江の陶芸家・石田充弘さんの工... >>