先日、この器の写真を見せて、「どうやって焼いているでしょう?」と、 質問を投げかけました。 初めてみた方には、難しかったかもしれませんね。 私も個人的に聞いてみましたが、何人かはちゃんとお答えになられた程度 でしたから、想像しにくかったと思います。 では、何かというとですね、それは、 「塩釉」 の焼き物なんです。 いただいた栞に書いてある説明文を抜粋すると、 「塩釉とは、作品を釉薬を掛けずに焼きしめ、炉内温度が 1200~1300度に達した窯の中に塩を投入し釉薬を施すものです。 揮発した食塩中のソーダと土に含まれる金属とが作用し、 様々な色合いに発色します。 また、塩を投入する温度や塩の掛かり具合によっても、色調は変わってきます。」 と書かれてあります。 写真の茶碗の釉調も塩の為せる技だったんですね。 また、茶碗以外の写真も、撮らせていただいてますので、紹介します。 以前にもブログで断りましたが、写真撮影は作家さんに全てお伺いを立てた上で、 撮らせていただいています。 あくまで、その作家さんの、好意によってはじめて成り立っています。 撮影する時は、お伺いを立ててから行うように気をつけましょう。 ではでは、「早く見せろぉ~!」って声が聞こえてきそうなくらい、 大変お待たせしました。 これからの作品(皿とか鉢)もすべて、塩釉によるものです。 上記以外にも壺とか長方形皿とか、形状の変わったものもあります。 こちらです。 塩釉というのは、いろんな表情を見せてくれる焼き物のようですね。 結構、奥が深そうですよ、コレは。 もっと他の作品も見たくなったし、なんか面白くなったきましたね。
by tano4sou
| 2012-05-28 23:47
| 出会った作家作品
|
カテゴリ
全体 豆皿・小皿 ミニミニ・ちっちゃいもの 陶芸家さん訪問 趣味のやきもの 展覧会見学・展覧会案内 出会った作家作品 作陶のアイデア・ヒント 盛り付け 陶芸・やきもの雑誌&本 書籍・雑誌 道具・材料は大事 失敗は成功のもと 雑感 インフォメーション 検索
最新の記事
記事ランキング
以前の記事
2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 01月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 more... お気に入りブログ
その他のジャンル
ブログジャンル
ブログパーツ
ファン
画像一覧
|
ファン申請 |
||