オリジナリティ溢れる花器は、実にいいですねぇ~。


今日、お目に掛かった花器には、久々感動を覚えました。

作品の良しあし、焼き上がりの良し悪しはもちろんなんですけども、
それよりも、アイディアが実にいいんですよ。

ちょっとした事なんですけど、なかなか思いつかないですよね。

ではまず、花器の全体像からご覧いただきましょう。

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タケノコの焼き物です。
かなり、実物に近い、リアリティのあるやきものとなってますよね。

でも、そのことではないんです。

もうちょっと拡大写真を見ていただきましょう。

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ね、もうわかりました?。

なんか、タケノコの皮がはがれているような、隙間が開いてますよね。

そこなんですよ、“そこ”。
“そこ”が、いんですよ。

で、“そこ”はどうすると思います?

実は、こうなるんですね。

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そうなんですよ、庭とかに咲いてる野花を差す「差し口」になるんです。
野花を一輪差すだけで、本当にタケノコの間に野花が咲いてる感じがするじゃないですか。

つまり、普通の花器よりも、花器と野花とが一体化している んですね。

だから、この花器は、スゴクいいなぁと思っちゃたんですよ。


おまけに、この皮は野花を差すところだけ浮いてるんじゃなくて、その他のところも
これから皮が浮き上がってくるようにしていると、仰ってましたよ。

本当に、やることが細かい。脱帽です。

誰かの、何かの真似じゃない、オリジナリティのある作品は、本当に、
いいですねぇ~。

久し振りに興奮しちゃいました。

これだから、焼き物鑑賞は止められないです。
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by tano4sou | 2012-06-01 21:51 | 作陶のアイデア・ヒント
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