こんな時だからこそ、失敗したっていいじゃないか。


思うに、焼き物って実に思い通りにならないモノですよね。

成形や焼成している時の環境や条件は常に違うので、
いつでも対応しないといけない。

だから、一般的に云うところの「失敗」は、焼き物にはつきものなんですね。


先日お邪魔した陶芸クラブで、ちょっと残念な話を聞きました。

それは、「温度計が壊れたので、窯焚きができないから、次の活動はお休みです。」
という内容でした。

温度が測れないとうまく焼けない、というのはそれはそうです。
何時間で何度にする、と決めて焼かれている訳ですから、理解できます。

でも、本当に焼けないのでしょうか。

c0018051_2313763.jpg

今でこそデジタル温度計もありますが、昔はありませんでした。
現在でも、温度計無しで窯を焚かれてる方もいらっしゃいます。

ましてや、楽焼きであれば一旦窯から出して、焼成具合を確認して、
また焼き続けることもできます。

やろうと思えば、やれるんです。

火の色をみながら窯を焚くことはできるんです。
(ゼーゲルコーンみたいなモノを使ってすることも可能です)。

じゃあなぜできないかと云えば、「失敗したくない」という気持ちが
そうさせるんですね。


誰だって失敗するよりかは、うまくいく方がいいです。

しかし、ここは考えようで、「半分失敗してもイイや」ぐらいの気持ちで
取り組めたら、今までの限界を打ち破って(ブレイクスル―)、今までにない
焼き上がりになる可能性だってあるんですからね。

それに、こんな時しか冒険めいたことはできません。

やってみなきゃ損ですよ。


そもそも、 焼き物は「試行錯誤」するもの
故に、焼き物には、失敗はつきものです。

いや、焼き物の失敗は、単なる失敗じゃありません。
それは貴重な経験です。

失敗を恐れてちゃあ、やきものはできないですよねぇ~。
[PR]
by tano4sou | 2012-07-08 23:29 | 失敗は成功のもと
<< 存在感ありますね、この龍は。 急がなきゃ。蚊取り線香入れの出... >>