陶芸・焼き物での禁句 『面倒くせぇ~』 に続く、第二弾とは。


以前、陶芸・焼き物での禁句として、『 面倒くせぇ~ 』を、紹介しました。

今日は、その第二弾になりますでしょうかね。

それは、 『 今日は、何を作ろうかぁ~ 』

陶芸教室の生徒さんとか公民館で活動される陶芸グループの参加者の方々が
よく口にされる言葉ですね。

そりゃあ、喋っても誰も文句は云わないです。
あくまで、口に出して文句は云わない方が良い、というぐらいのもんです。

どうして云わない方がいいのか。

結局、作る時に気分が乗ってないんですよ。
言い換えれば、テンションが上がってないんですよね。

活動日だからとか、せっかく来たんだからと云って土に触っても、
俗に云う “良い作品” には、ならないわけですよ。

だから、そんな時には思い切って「今日は止めておこう」と決断するのも、
いいことなんじゃないでしょうか。

無理に作る必要はないんです。
無理やり作らなければならない理由もないんです。


私の知ってる陶芸クラブの、あるご年配の女性の方の行動に、
感動したことがありました。
それは、次のような事でした。

その女性の方が夜中から土を練り、作り始めたんです。
そうしたら気分が乗ってきて、どんどん作っていき完成した時には、
夜が明けていたそうです。

つまり、夜通し陶芸をやっていたということですね。

陶芸に夢中になり、没頭していたんですね。

出来上がったその作品は、見るからに魅力的に映り、楽しそうな感じに
溢れていました。


それくらい気持ちが乗った時とそうでない時とでは違うので、
無理する事はないと思うんですよ。

そうなれば、図録とかを見て「この作品を作ろう」という決め方ではなくて、
四季の草花や季節や絵とか他の工芸品とか、様々なものから刺激を受けて、
心を動かされて作るモノも決定するようになるんじゃないでしょうか。

粘土にしろ釉薬にしろ、限られた資源なんですから、せめて、
「あぁ~、楽しかった」と気持ちが満足できるようにしましょうね。



※ 京都国立博物館で開催された「狩野永徳」展の看板
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by tano4sou | 2012-10-01 21:14 | 雑感
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