手作りの硯台と衝立、それに羽織を着た狐の香合。


この前の石田充弘さん宅で慰労会を開いていただいた時に、
陶芸教室の生徒さんが作られた作品を、見せていただきました。

この作品です。


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この記事のタイトル通り、硯台と衝立と香合の作品です。
全てを一堂にして使うんじゃないと思いますけども。(多分‥‥)

しかし、凝った作品ですよね。

硯台を作ろうと思うことも少ないだろうし、作るとなると結構難しいですよね、
こういう形状はね。

衝立にしても、和歌(?)を知らなきゃいけないし、人物を描くのも大変です。

ましてや、香合に至っては“狐”のスタイルですもん。
その上、羽織まで着せてるんですよ。

これは相当なこだわりがないとできませんよね。

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狐に羽織を着せてるのは、ただ面白がってしてるんではないんですって。
「ちゃんと意味があるんですよ。」と教えていただきました。

多分こういうことを仰られていたと思うんですが、何分しっかり頭に入ってなかったので、
その点は、ご容赦を。

大雑把に云うと、
「羽織を着てても狐かもしれない。
 本物のように見えても偽物が多い。
 よって本物を見極められるようしっかりと精進しなさいと。」

という意味あいが込められているらしいです。


それで、ネットでちょっと調べてみたら出てきました。

『宗旦狐』
千宗旦に化けて人と交わっていたという伝説があり、「宗旦狐」と呼ばれていました。

この言い伝えが転じて、先程のような意味合いになったのかもしれないですね。


まぁ、それにしてもこの作者の方は博識ですねぇ~。

以前ある陶芸家さんから、「焼き物は統合芸術。」と聞かされてましたけども、
まさに、陶芸も焼き物もいろんなことを知ってないとできませんね。

こりゃぁ、私みたいなアホじゃ勤まりませんな。
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by tano4sou | 2012-10-08 22:59 | 趣味のやきもの
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