最近届いた個展DMについて感じたこと。


天高く馬肥ゆる秋。
気候がいいので、食べるものも美味いし、体を動かすのもイイ。
どこかへ出かけるのも、もちろん良いです。

当然、焼き物の展覧会に出かけていくこともそのうちのひとつですよね。


先日、とあるギャラリーで行われる作家さんの個展DMが届きました。

今年の初めに、そのギャラリーのオーナーさんと知り合いになったので、
最近よく個展案内DMをいただいてます。

そのDMでちょっと気になったことがありました。
DM全体を出してしまうと色々と差し障りがありますので、一部を隠して、
抜粋したモノを載せますので、ご覧ください。
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「食器展」の前には、作家さんの名前が入ってるのですが、
私存じ上げない方なんですね。

まぁ知らないのはそれは仕方ないので構わないのですが、
どういう作家さんなのかが、全く分からないんです。

裏面には写真はあるのですが、作品の一部をアップで撮影した
イメージ写真っぽいアングルなので、これまたよく分かりません。

案内してくれるぐらいですから、面白い焼き物なんだろうとは思いますが、
いかんせん情報が少ないんですよね。

そもそも、この作家さんの顧客向けに作成したDMなんでしょうから、
あれこれいっても雄角違いなのかもしれませんが‥‥。

せっかく案内してくださるんであれば、そこのところの情報があれば
私も友達に紹介できるんですけどね。
勿体ないですよね。


それと、もう一点。
「普段の生活の中で使える食器を中心に展示・販売いたします。
 是非お越し下さい。」
というフレーズ。

これは、このDMの作家さんに限ったことではなく、作家さん全体に云えることだと
思うんですが、やはり、このフレーズで人を個展に来させて作品を購入させるのは、
非常に難しい、と感じたことです。

昔と違って今は食器に使うモノは、陶器や磁器だけでなく
様々な素材のものがあります。

単なる用途、機能としてだけでは、作家さんの食器は買われてないハズなんです。
そうでなければ、数千円も出して買わないですよ。
百均でも、それなりのものは売ってるわけですから。

ということは、「用途、機能」以外の何かを求めてるんですね。

作品に対して誰しも、「カワイイ」とか「スタイリッシュ」とか「手にしっくりくる」だとか、
それぞれ何かの良さを感じて、そして購入していると思うんですよ。


そうならば、「普段の生活の中で使える食器を中心に展示・販売いたします。」
だけでは、弱いです。
全然、伝わらないですね。

「その食器を使うとどうなのか。楽しいのか、気分がいいのか。」。

或いは、 「心が落ち着いたりするものなのか。」


そこのところをうまく伝えていかないと、このご時世、人も集まらないし売るのも
難しいんじゃないかなと、個展DMを眺めて感じた次第です。

感じたことはそう長くないんですけど、文章にすると状況説明とか
必要になるので、えらい長くなってしまいましたね。

どうも、スイマセンです。
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by tano4sou | 2012-10-10 23:42 | 雑感
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