(織部縄文瓶) 日曜美術館のサイトを見てましたら、『「東京国立近代美術館開館60周年記念展」× 「日曜美術館」作品にまつわるエピソードを大募集』と云うコーナーがあったんです。 でそちらのサイトに飛んで見ましたら、東京国立近代美術館の60周年を記念して、 「美術にぶるっ ベストセレクション 日本近代美術の100年」展が開かれるに際して、 「東京国立近代美術館開館60周年記念展」と「日曜美術館」が組む番組を企画し (12月2日放送予定) 、 みなさんの“生の声”をもとに、番組をすすめるとありました。 そして本題はここからですが、“東京国立近代美術館の作品で、 「あなたがぶるっ!と ふるえた(=感動の)エピソード」を教えて下さい。”と、案内されていました。 もし東京国立近代美術館に出かけらことがおありの方は、「 東京国立近代美術館 60周年記念特別展 美術にぶるっ! ベストセレクション 日本近代美術の100年」 サイトを訪れて、アンケートの協力をされてはいかがでしょう。 きっと、喜ばれる筈ですからね。 で、私が引きとめられたのは、「美術にぶるっ‥‥」というタイトルの、“ぶるっ”です。 (かなり前ふりが長かったんですけども、ようやく本題へと入っていけますね。) 焼き物好きでもあるし、焼き物に関しては貪欲に見てみたい気持ちは当然 あるんですが、中でも“魂が揺さぶられる作品”には、出合えたいなぁと 思ってるんです。 それが、私の中での「イイ作品」の定義でもあるんですね。 以前、立杭焼の郷にある「兵庫陶芸美術館」で開催されていた『岡部嶺男展』を 見た際には、本当に“魂が揺さぶられた”ような感覚を味わいました。 それ以来、私の中では“魂が揺さぶられた”というのは、とても大事な キーワードになりました。 なので、「美術にぶるっ‥‥」というタイトルを見た際には、 『あぁ~、おんなじような表現してるぅ~。』と、とても嬉しくなったもんです。 なかなか、“魂が揺さぶられた”とか“美術にぶるっ‥”ということに、 共感できることはなかったんでね、自分の気持ちを理解していただいた ような気になりましたね。 それに、“<陶芸・焼き物応援ブログ>やきもの見聞録”を書いていても、 陶芸や焼き物をせずに見て楽しむだけというのは、どこか肩身の狭さは 感じていたんですよ。 作っている人と見て楽しんでる人とでは、やはり楽しみ方が違ってますからね。 “土は何?”“釉薬は?”“どうやって作ってるの?”などなど、作られてる方に とっては大事なことなんでしょうけども、見て楽しんでいる者にとっては、そこに 大きなズレを感じてましたし、また寂しさも感じてました。 ですから、“魂が揺さぶられた”とか“美術にぶるっ‥”というキーワードには、 これからも敏感に対峙したいと思いますよね。 (古瀬戸灰釉縄文瓶)
by tano4sou
| 2012-10-21 23:58
| 雑感
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