「あかり」が他のものに見えた。


帰り際にふと視界に入ってきた焼き物。
「あれは、なんだろうなぁ~」と。

遠くからだったので、よく分からなかったのですが、近くに寄ってみて
ハッキリ分かりました。

星の形を抜かれたあかりが茶碗の上に乗っかってました。

こんな風に。

ご覧ください。

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遠くから見てると、なんか花の蕾のように見えたんですよね。
星の形を抜かれた部分が実とかになる部分で、それを支えるがく、
花べんといった感じでね。

当然のことですが、作者は、自分のイメージに合うあかりを作ろうとして、
ただ数多く作られたという事でした。

たまたま茶碗の上に置いただけでしたので、私の見かたにはびっくり
されてましたよね。

と同時に、「そういう風に見れないこともないなぁ~。」とも、反応されてました。


更に、「蕾のように見えてきたなら、形はもう少し細長いカタチがいいですねぇ~。」
とか「<命の誕生>というタイトルでもいいなぁ~。」などなど、思いつくまま
勝手にしゃべったんですよね。

その結果、作者の方もなんか新しい発想が出てきたみたいで、
話の腰を折ることなく面白がって聞いてくれました。


今回の事で実感したのは、他人の発想を一旦受け入れてみると、
また違ったアイデアや価値観が芽生えてくる事もあるんだなぁと
いうことです。

端から拒否、拒絶するんではなくて、一旦受け入れて咀嚼してみる、
と云うスタンスが大事なんですね。

この後、新しい発想に触発された新しい作品ができ上がってきますから、
それが楽しみです。
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by tano4sou | 2012-10-26 20:27 | 趣味のやきもの
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