取っ手の位置が“ミソ”、蓋付き鍋。


秋から冬にかけてよく作られるのは、「灯り」です。
ほのかにともる灯りはいつの時代も人気です。

灯りほどではないですが、お鍋も人気アイテムの一つではあります。
実際使うことだけを考えれば、購入して使った方がお得なんですけども、
鍋土でオリジナルお鍋を作るのは、また楽しいことですよね。

先日、こういうお鍋を撮影させてもらいました。
(ライティングが難しく、蓋の一部分が光って白っぽく見えてるのは、ご容赦くださいませ。)
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花や草木が“描き落とし”で装飾された、蓋付きのお鍋。
全面に施されてるので、迫力も十分感じられます。
またデフォルメされた取っ手も存在感を示してますね。

もちろん、“掻き落とし”は素晴らしんですが、それだけじゃないですね。

注目したのは、この取っ手の位置。

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普通でしたら、丸い蓋の円形の中心に取っ手を付けると思うんですが、
このお鍋はそうじゃありません。

少しずらしたところに、付けてあります。
そこが、イイですよね。

それは、自分の頭で考えて、アイディアを出していると感じれるから。
その結果、オリジナル作品となっているから。


兎角、「最初は何でも真似から」といって、雑誌や図録などに掲載されている
作品を少しもアレンジせず、そのままをコピーすることがほとんどです。
でも、洗練された作品でなくても、オリジナルを作ることによって磨かれていくんですから、
コピー作品をいくら作っても、あんまり意味がないと思うんですよ。

だから、この蓋付き鍋はオモシロイです。

案外、蓋を取るのは取り易いのかもね。




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by tano4sou | 2012-10-29 23:44 | 作陶のアイデア・ヒント
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