“いい味出してますよ” この徳利。


今日は久々、魅力的な焼き物と遭遇しました。

茶碗好きの知り合いの方に、ある茶碗を拝見させてもらいに伺った際、
見せていただいたやきものです。

ゴツゴツした表面にもかかわらず、印象はとても柔らかい感じ。
焼き上がりの色も落ち着いた色合いとなっています。

それらも魅力の一つではあるけれど、何よりこのフォルム、
このスタイルが良いんだよねぇ~。

余所でもあんまり見たことないし、とてもじゃないが真似できない
代物だと思うしね。

まぁ、能書きはどうでもイイよね、「早く作品を見せろ」って事だろうからね。


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いわゆる「伝統工芸的」な作品の感じはしないからね、「伝統工芸作品」好きの
方々からすれば、「評価の対象外」のような作品かもしれないですね。

それでも伝統工芸の作品も、技術の上だけに成り立ってるんじゃなくて、
やっぱり“表現”という部分も大事にされていると思うんですよ。

この徳利は、“表現”の部分において、オモシロイんですよね。

コピーじゃない、将にオリジナルって感じがね。


それと、よく見せようという色気なく自然な感じで、成形してるっていうのは、
考えようによっては、これは“スゴイ技術”なのかもしれないね。

だれでもが作れないんだったら、やはりそれも“技術”なのかも。

“表現”と“技術”かぁ~。
なかなかバランスが難しいな、これは。
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by tano4sou | 2012-12-17 23:59 | 出会った作家作品
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