陶芸家・石田充弘さんにハマッた理由。



2012年もあと一時間程で、終わりとなります。

今年最後の「やきもの見聞録」の記事は、島根県松江市在住の陶芸家・
石田充弘さんに関してのモノです。


石田さんとのお付き合いは、約3年前に陶芸の仲間と山陰方面への
窯元巡りに行き、工房へお伺いしてから始まりました。

島根の焼き物についてのガイドブックを手に入れ調べてましたから、
作品の雰囲気・テイストは多少は分かっていました。

なので、「実際はどうなんだろう?」という感じで拝見させていただきましたが、
やはり写真にたがわぬ作品ばかりでした。

特に、トンパ文字をモチーフにした絵付けの作品などは、
オリジナリティ溢れるもので、すごく魅力的でしたね。


では、作品が気に入ったから、陶芸家・石田充弘さんにハマッたのかというと、
そうではありません。

その理由は、これです。

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「飯器九百九十九碗‥‥石田充弘めしわん展」DMはがき。

本当は、工房内に貼ってあったポスターなんですけどね。
剥がす訳にはいかないので、DMハガキで代用してます。

工房に入ってから、ポスター(DMハガキと同様)の「飯器九百九十九碗」という
文字が目に飛び込んできた瞬間、思いました。

「スゲェ~ッ!」と。


というのは、この「九百九十九」という言葉(文字)。

この言葉には、数を表しているだけじゃなくて、「メッチャ多い」「とても多い」という
意味もあるんですね。

長崎県佐世保市近海の島々を「九十九島」と呼んでいるのも、同じ意味合いです。
(実際は208あるらしい。)


つまり、「数がメチャクチャ多いめしわん展」と云うことになるんですよ。

誰しも“やったら面白いな”とか“出来ないことはない”とか、思うんですよね。

でも、出来ないんです。
全て違うモノを作ることはできないんです。

体力的な問題もありますが、それより何より、めし碗だけを作り続ける
気力が続かないんですよね。

結果、誰でもできない。
誰でもできないことは、やっぱり「凄い」んですよ。

このことが、陶芸家・石田充弘さんにハマッた、本当の理由です。



それから、最後に一言。

2012年、<陶芸・焼き物応援ブログ>「やきもの見聞録」にお付き合い
くださいまして有難うございました。

来年も、やきもの・陶芸の面白さや愉しさをたっぷりとお伝えしていきます。
時には、ちょっと辛口も交えて‥‥。

どうぞよろしくお願いたします。
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by tano4sou | 2012-12-31 23:03 | 雑感
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