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「陶芸の釉薬」、ご存知ですか?。


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写真の本は、陶芸で使う釉薬について書かれた本。

「うわぐすりとは」から始まって、「基本釉の調合」「灰釉」「伝統釉の調合」
「新しい釉の調合」「釉掛け技法」について、詳しく解説されており、その上、
基本的な窯の焚き方まで書かれています。

総ページ数は、約300ページ弱。
そして、この本の第1版は、1976年6月。
写真の本は、1994年12月第27版。

版を重ねて、非常に多くの方々の役に立ってきました。

サブタイトル「理論と調整と実践」とあるように、要は、釉薬については、
大概の事は分かるという代物だと、いうことですよね。


このような本を、作品を作っていない私が何で持ってるかというと、
作家さんとかアマチュアのベテランの方々と話している時に、多少は
知っていた方が話がスムーズにいったりしますし、また、教えていただいた
ことを確認してみたい時なんかには役立つからですね。

頻繁に読んだり見返したりはしていないので、やや"宝の持腐れ”感は
有りますけれども、ご自身で窯を持って焼かれてる方は、持っていて
損はないと思いますね。

釉薬の調合が理解できていると、市販の釉薬を使うにしても、
耐火度を高めたり、釉薬の流れを抑えたり、自分の焼き方(窯)に
合せることができるんですよね。

年数が立てば、本文の数値は変わってるモノもあり、各自が微調整する
必要はありますが、1冊は持っておかれた方がイイと思いますね。

自分だけの、オリジナル作品を作りたいのであれば、尚更ですね。


しかし、ボリュームがありすぎますからね、一気には読めません。

眠たくなっちゃいますからね。
by tano4sou | 2013-01-26 23:54 | 陶芸・やきもの雑誌&本
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