テスト・ピースとは呼べない?、釉薬の焼成見本。


陶芸をする魅力のひとつに、やはり「釉薬」というモノがあります。

キレイな鮮やかな色であったり、渋い落ち着いた色であったり、しっとりした
光沢を抑えたモノであったり、色合いや質感は実にバラエティに富んでいます。

昔みたいに釉薬を調合しなくても、最近では釉薬メーカーさんも
色々な新しい釉薬を販売されています。

そこで、知り合いの方が新しい釉薬を購入して、焼いてみられたのが、
この焼成見本です。

ちょっとデカイですが、いわゆる“テスト・ピース”と云うモノです。
まぁ、ピースじゃない、お皿そのものですが‥‥。

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2枚作ったので、もう一枚の焼き上がりは、こういう感じです。

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このお皿は陶芸クラブのメンバーが交代で焼かれているということで、
棚板に釉薬が流れたり、上の棚板に釉薬が飛散して汚れたりなど、
焼き上がりに関しては今一歩という感じです。

それでも、色合いは中々深みのあるキレイな色合いになっていて、それほど
評判は悪くない、みたいでした。

「オーロラみたいだね。」という感想もあったぐらいでしたからね。

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それでこの焼成見本の一番の問題点は、2つのお皿のどの部分の色味が、
釉薬の本当の色合いなのか、分からないということですね。

釉薬メーカーさんを訪れた際にはテストピースを見てるんですけど、それがもう、
その時の色味を忘れてしまってるんですよね。

だから、色味が良いのやら悪いのやら。

やはり、正しい色合いを知っていないとこれから焼く時に、コンスタントに
安定して焼き上げることができませんからね。


しかし、焼成見本をみて「お―ロラみたい」と云われたのは、結構
的を得てるような気がしますね。

いっそのこと、「オーロラ釉」と呼んでもいいんじゃないかな。
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by tano4sou | 2013-01-31 23:16 | 失敗は成功のもと
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