異ジャンルの方との話は、“タメ”になる?!。


先日の「やきもの見聞録」の記事で、ミケランジェロの全作品集の事を
書いたことがありましたよね。

その際に、彫刻をされてる方からいろんな話をお伺いしたんですが、
とても印象に残る話が聞けました。


「リンゴは五角形なんですよ。」っていわれたら、どう思います?。

彫刻をされてる方とか果物を扱ってる方からしたら、“当たり前”の事なのかも
しれないんですが、始めて聞いた者には、驚きですよね。

リンゴを真上から見ると、五つの角が見えるらしい、です。

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デッサンをする際には、「リンゴは五角形」ということを、ちゃんと認識して描かないと
いけないので、単なる写しや写生ではダメだと。

つまりデッサンというのは、その対象物の本質を捉えることだ、とも仰られていました。


それから、一番心に響いてきたのは、「自己模倣はいけない」という言葉でした。

他人をマネして模倣するのはいけないことは、私も分かっていましたが、自分の過去の
作品を模倣すること(自己模倣)も、いけないというのには、衝撃を受けましたね。

さらに彫刻においては、自己の 「“量”のハーモニー、“量”のバランス、“量”の強弱」を、
見つけることが大事だと、言われましたね。

それは、画家の方が自分の線、自分の色を見つけるのが大事だと云われるのと
同じことですね。


翻って陶芸・焼き物では、どうなんだろうと考えると、「う~ん」となってしまいます。

技術・テクニックが幅を利かせてしまう世界ですから、どうしても先人や他者の作品を
意識して制作してしまうきらいは出てきますもんね。

“表現”という面では、弱い感じがしますよね。


それにしても、彫刻などの異ジャンルの方と話をさせていただいたことは、
新しい気付きや発見があって、楽しかったなぁ。

それに、タメにもなりましたし。

元々、陶芸・焼き物というのは、彫刻と非常に近しい存在なんだから、
彫刻の事を勉強した方が良いんじゃないかなと、思いますね。
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by tano4sou | 2013-02-01 23:06 | 雑感
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