カテゴリ:出会った作家作品( 67 )

味わい深い質感のマグカップ。



今日はマグカップを採りあげます。

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知り合いの方が持たれているマグカップ。
丹波立杭焼を訪れた際に購入したモノらしい。
このようなビッグマグカップは個人的には好きな部類に入りますね。
私が所有しているマグカップにも雰囲気が似ているし。


マグカップの特徴は何と云っても、質感。
ザラっとした岩の一部みたいな、素朴で味わい深い質感が
かなりイイですよね。

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派手さはありません。
無論、「カワイイ!」というほどでもないです。
ややもするとちょっと地味な雰囲気ですが、逆にそれが良さとなってます。

取っ手はスッキリしていて、持ちやすい。
カタチも良いので安定感も感じられます。


飽きのこない風合いと云いこのスタイルと云い、このマグカップは、
見た目以上に実用的ですね。
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by tano4sou | 2012-10-14 23:31 | 出会った作家作品

いつもの抹茶碗とは違う、“安喰ひろ“さんの作品。



秋というのは、個展や展覧会が目白押し。
ご多分に盛れず私も出かけて行きました。

ギャラリーのオーナーさんより案内DMをいただいてたので、
展覧会を覗く前に、しばし歓談。

そしたら、会話の中で“安喰ひろ”さんの名前が出てきたんですよ。

「今年は何回かお会いして、話をしたんですよ。」という事をしゃべったら、
オーナーさんが『安喰ひろさんの作品を持ってるよ。』って、教えてくれました。 

まさに、『 あるよっ!。』って、ことですよね。

いつもとは違う、安喰ひろさんの作品をご覧あれ。


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どうです?
オモシロイッすね。

聞くところによると、15年から20年くらい前に(定かではないですが‥‥)
個展を見に行った際に買われたものらしいです。

今は抹茶碗をメインに作られてる安喰ひろさんですけど、こういう作品も
作られていたんですよね。

カップだけをみれば、鈴木五郎さんと見紛うような出来上がり。

絵柄、色合い、取っ手等のパーツ、そして全体のフォルム。
どれをとっても、面白いですよねぇ~。

抹茶碗とは似ても似つかない作品です。


もう一点、花入れもありました。

色合いや絵柄はシンプルですが、やはり造形は他とはひと味違います。

オーナーさんは花入れと云ってましたけど、注ぎ口もあるから、ひょっとしたら
ピッチャーになるかもしれませんよね。


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久し振りにココロを動かされる作品に出合いました。
昔の作品でしたけど、オモシロイものは面白いですね。

心が、魂が、呆けないように、たまには、刺激を受けないといけませんね。
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by tano4sou | 2012-10-11 23:26 | 出会った作家作品

モモをイメージしたから、桃鉢。


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釉薬は掛けていません、無釉です。
俗に云う“焼き締め”ですね。

そして、カタチはちょっと変わってます。

鉢のある一方は凹んで、もう一方は尖ってて。

作者の濱田伸一さんは、この鉢を作るにあたって、桃をイメージされたそうです。

題して「 桃鉢 」。
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どうしても、カタチのユニークさについつい目を奪われがちですが、
この桃鉢からは、実にやさしい印象を受けるんです。

ネーミングを聞いたら逆に、“しっくりくる”という感じですかね。


この鉢はやっぱり、桃を入れたら美味しそうに見えるんでしょうかね。

きっと、そうなんでしょう。



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by tano4sou | 2012-10-02 23:57 | 出会った作家作品

灰釉のかかった、ワイルドな小鉢。


今日はこの焼き物です。


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器の一番の特徴は、カタチを無理に整えていないとこ。

ていうか、粘土を引っ張って、引きちぎったような感じですもんね。
決して、キレイな感じじゃないですね。

でも、そこが“良さ”なんですね。


それから、「灰釉」がかった釉調が良いですね。

<やきもの見聞録>でも今まで何回か紹介してきたくらいですからね、
どうしても目に止まりますね。

特に還元がちょっと強くなったところなんかは、うっすらモスグリーン色に
なってますからね。

いい雰囲気を出してます。


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また全体的には「白化粧」が掛かってるでしょうかね。

真っ白でないところをみると、「供土」の化粧泥ということも考えられますね。

その「白化粧」は、底にも及んでいます。

化粧泥を塗った後、大雑把に拭き取ってラフな感じを出してますし、
その感じがうつわのカタチによくマッチしています。

で思わず語った言葉が、『 ワイルドだろぅ~。 』


実際の使用においては、多少使いにくい面もあるかもしれません。

でも、どこか“ほっと”息をつかせてくれる感じがする器ですから、
さぞかし料理も美味しいハズですよね。



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by tano4sou | 2012-09-12 21:56 | 出会った作家作品

伝統的な色合いのカラフルな、マグカップ。


陶芸クラブに参加されてる方が自宅から持って来られていた、
ソーサ付のマグカップ。

濃い土色と釉薬の緑色のコントラストがキレイだったので、これはシャッターを
切らねばと思ったんですよね。

カタチも、三角おにぎりみたいなソーサに、ちょっと角ばったカップ。

ではでは、見ていただきましょう。


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持ち主の方曰く、「以前、信楽に遊びに行った際に購入したもの。」だとか。

珪長石、いわゆる“石ハゼ”と呼ばれるモノがブツブツでてるような
感じがしますね。

また、ビードロみたいな、いやビードロよりも緑がかった釉薬もキレイだし、
生地もよく焼けていて、鮮やかな赤茶色がこれまたキレイです。

そしてカップのなか全般、色を多重にかさねたような濃い色に焼き上がり、
底の部分には釉薬の緑色が映えています。


緑色と茶色、緑色と濃い色とがが良く合ってますし、どことなく
落ち着きを感じさせてくれます。


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by tano4sou | 2012-09-08 23:46 | 出会った作家作品

マグカップ&カップ、オーソドックスな焼き物二態。


まずはこのマグカップから。


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少し大きめの石が所どころに顔をのぞかせているマグカップ。
釉薬が淡い緑色に発色して、キレイです。

多分、灰釉(かいゆう)だと思うんだよね。

昔見た「岡部嶺男展」で拝見した灰釉の作品に衝撃を受けてから、
とても好きになりましたね。

だからこの作品も好きな部類なんですけど、ちょっとサイズがちっちゃいので、
使用には至ってないです。



それから、このカップ。

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めっちゃ、民芸っぽい作品ですよね。
全体の色合いとか雰囲気がね、そう思わせるんですね。

釉薬は灰仕立ての釉薬かなと思ったり、或いは鉄分がいっぱい入ってる釉薬かも、
と思ったりもしてますが、実際はどうなんでしょぅかねぇ~。

先程のマグカップほどではないですがこのカップもそれほど大きくないので、
これもあんまし使ってないですねぇ~。


結局、どちらのカップもほとんど使ってないんですよ。
「見るだけ」状態ですわ。

だからと云って、今日のカップが悪いんじゃないですよ。

好みの度合いが、すこし弱いだけ。

だから、使う機会が少ない、それだけのことです。
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by tano4sou | 2012-09-04 21:51 | 出会った作家作品

花のように、口が大きく開いたマグカップ。


「いつ買ったかな?」というくらい、昔に手に入れたマグカップ。

知り合いの作家さんから紹介された、確か金沢市周辺に在住の作家さんの個展を
見に行った際に、購入したものですね。

そのマグカップが、コレです。


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やはり、口が大きく開いた、このカタチが印象的でした。

それに、ブツブツ細かい斑点が全体に出てる釉調も目を引きましたよね。


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その頃はとかく、変わったカタチのものや変わった焼き上がりのモノに
興味があったんですよね。

購入した当時は、よく使ってました。
毎日毎日ね。

今は、その後に色々購入しましたので、毎日使うと言った事はありませんけども、
それでもたまには使ってますよ。


マグカップにしろ器にしろ、使う頻度は落ちても使ってあげるというのは、
大事なことですよね。

これもある種の “縁” ですから。


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by tano4sou | 2012-08-31 21:46 | 出会った作家作品

染付のスクエア・プレートは、十分 「飾り」 となる。


昨日、草花紋の染付スクエア・プレートを掲載しました。

以前、それと同じタイプのスクエア・プレートを持ってる方がいらっしゃって、
しかも、写真を撮らせていただいてたんです。

それはねぇ、やはり載せないわけにはいきませんからね。

毎度のことですけど、まぁ写真の上がりは勘弁していただいて、と。
(少しは上達しろって言われそうですが‥‥。)

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写真に写ってるのは、玄関に飾られていた、スクエアプレート。
額は、作家さんにお願いして、プレートのサイズに合わせて設えてもらったそうです。

プレートに合わせた額や繊細なタッチで描かれた絵などが、良い雰囲気を
だしてますよね。

プレートが十分、飾りになるのが実感できたんではないかと思いますね。


例えば、作日のプレートを今日の写真にちょっとはめ込んでみると、
こうなりますね。

いわゆる、合成写真ですけども。

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やっぱ、額に収まると一段と雰囲気が良いですね。

となると、額も添えて売った方が良いかもね。
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by tano4sou | 2012-08-22 22:34 | 出会った作家作品

染付のスクエア・プレート。


今日はまず、この作品から。


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大きさは、30㎝角くらいだったでしょうか。
厚みは1㎝くらいか、1㎝ちょっと程。

こういう形をしていると、「何に使えるの」って、つい思っちゃいますよね。

テーブルの中心に置いてもいいし、額に入れて飾ってもイイ。
それに、お皿として使ってもいいです。

使い方は、人それぞれ自由に、ってことでね。


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でも基本、この写真を見ていただければ、それでいいんじゃないかと思います。

「あぁ、キレイ!。」とか、「素敵だなぁ!。」とか。

細部に渡って書き込んでますからね。

作品を見て、それぞれに感じてもらえれば、それでいいと思いますから。
説明もコメントも無くても十分ということですね。


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この作品の作家さんは、磁器作家・木村知子さんでした。


※ 最後に、ひとつお断りを。
撮影は素人が撮っていますのでプロのカメラマンのようにはどうしてもいきません。
作品の色味とか風合いとかが実物と違うという点につきましては、ご容赦願います。

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by tano4sou | 2012-08-21 22:15 | 出会った作家作品

なんか良いんだよね、この壺は。


工房に入るなり、目に飛び込んできました。

それはそれはデカイ壺です。
まさに、大壺。

デカイから目立っているというのもあるんですけど、
それだけでもないんですよね。

まぁ、ちょっと見てもらいましょう。


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ねぇ、見るからにデカイですよね。

それとですね、壺の下にかすかに見える脚が、生きものの足のようにも
見えるんですよね。

私だけなのかもしれませんけど。

実際には、脚付きの台の上に壺が乗っているだけなんですけどもね。


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それと、いつも感じることなんですが、この作家さんの作品には、
なんか愛嬌があるように思えるんですね。

ちょっと口元が緩んで、微笑んでしまうような。


作品ですから、「良い悪い」という判断は当然必要です。

でも、「良い悪い」という基準以外のことがあっても、いいと思うんですよ。
「愛嬌がある」とか「艶っぽい」とかね。

それも、魅力の一つですからね。
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by tano4sou | 2012-08-19 23:44 | 出会った作家作品