カテゴリ:陶芸家さん訪問( 13 )

来年の干支「巳」の香合。


振替休日の今日、磁器作家・古堅幸雄さんの工房へお邪魔しました。

今回はいつもとは話の展開が異なり、今まで聞いたことのなかった
磁器作家になったいきさつや修行時代の生活振り、作陶する上で大切に
していることなどなど、いろいろなお話を聞けて、とても楽しいひと時となりました。

私個人はとても良かったんですけど、結果としては、古堅さんの仕事を
中断させる形になってしまったのは、申し訳なかったです。

今度は仕事の状況とか滞在時間とかを考慮してお伺いしようと思います。


で、中断させてしまった仕事と云うのが、来年の干支「巳」をモチーフとした
香合作りだったんです。

こんなにたくさんの香合ですよ。
(写真はその一部しか写ってませんが‥)

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表面を削り出して、干支の「巳」を浮かび上がらせるようなデザイン。
しかも、文字らしきモノも併せて、表現しようとされています。

来年の干支なんで間に合うのかなと思ってましたら、年を明けてお客様とか
関係者の方々に配られるそうです。

今の時期だと“切羽詰まった感”がどうしても否めないので、時間優先に走りがちですが、
逆に「手間暇を惜しまず仕事に集中しないと」と仰られていました。

それはまさに、古堅さんの仕事に対する姿勢ですね。
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by tano4sou | 2012-12-24 22:37 | 陶芸家さん訪問

陶芸家さんの工房の、ある風景。


今日のブログに関しては、いつものような能書きは要らないと思いますね。

画像を見ていただいて、工房の雰囲気を感じ取ってもらえれば、
それでいいのでは、というスタンス、ですね。

工房には、作陶中の作品がいっぱい並んでました。
いつものように例のごとく、撮影させていただきました。

スナップ写真として、いいかなぁと思ったんですよね。

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数多くの花器(たぶんね)を製作中でした。

いかにも「仕事中」ってな感じです。
また、「職人」さんという雰囲気も、十二分に漂ってますね。


また、大壺も作陶中でした。
なかなかのボリュームのある壺でした。

もう一つの壺には、梅模様の装飾を施してましたね。

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完成品を見ることはあっても、制作途中の作品を見ることはなかなか
ないんじゃないでしょうか。

そういう意味では、返って新鮮な感じがするかもしれませんね。
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by tano4sou | 2012-11-02 23:03 | 陶芸家さん訪問

石田充弘さん宅で、慰労会(?)をしていただきました。


先日、石田充弘さんの工房(お宅)にお邪魔いたしました。

石田さんの作品の販売拡販をお手伝いしようと、ある所での委託販売を段取りして
行ったのですが、残念な結果となってしまったんで、商品もお返しして、お土産を持参して、
お詫びにいってたんです。

まぁそうしたら、石田さんがお優しくて「今は厳しい時代だから、気にしないで!」という
温かいお言葉をいただき、その場はそれで終わりました。

その後、「食事でもしていって。」と声を掛けいただき、ご馳走になったという事なんです。


それでいろんな料理をいただき、写真に撮らせていただいたんで、一部なんですが、
<やきもの見聞録>にアップいたしました。

料理はもちろんなんですが、料理を盛っている器は当然のことながら、石田充弘さんの
作品ですから、料理と器と両方を楽しんでいただいたらいいと思います。

まずは、このお魚。

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これは、美保関で水揚げされたサバのお刺身です。
写真のように、アブラがのっててうまかったですよ。
新鮮でないとなかなか食べれないですからね。


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次は、ロールキャベツ。
野菜がふんだんに入ったロールキャベツです。
エンジ色がアクセントになっている器も素敵です。


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それから、イノシシの肉ですね。
臭みがあるんじゃないかと思われがちですが、ちゃんと処理さえしていれば、
臭みとかは全く無いです。 (それは日本酒の活用がカギらしいですよ。)
しっかりとした味で、うまかったですね。


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最後の写真は、栗ごはん。
栗だけではなく小豆も入っていて、秋らしい一品です。
本当は、この器の側面に絵付けがされていたんですけど、撮り忘れました。
ちょっといい気分になっていたんで、スイマセン。


食事会は4時くらいに始まって8時くらいまで続き、石田さんはアルコールも入り
(私は車だったんでノンアルコールで)、とても陽気にワイワイとお喋りしながらの
ホントに楽しい会でした。

お酒が入ったり一緒に食事をしたりすると、日頃見えない部分だとか
今後やろうとしている事が聞けたりだとか、やはりその人の本音に近づけるので、
とても有意義だったと思います。

近々、秋恒例の工房での展示会もあるようですし、安喰ひろさんとコラボした、
今までにないイベントも、企画されてるようです。

石田充弘と安喰ひろ。

これは見逃せないなぁ~。


それにしても、石田充弘さんと奥様のお心遣いには、頭が下がりますね。

そもそもは、委託販売の結果が芳しくなくて、私がお詫びに行ったんですよ。

それなのに、逆に慰めていただいて ‥‥‥ 。


絵付けをされる陶芸家さんはそりゃあ沢山いらっしゃいますが、やっぱり石田さんの
作品には、優しさだとか心遣いだとかいったものが底辺に流れてるんですよね。

だから、あれだけのお客さんやファンの方々が付いてるんですよ。

また改めて石田さんのスゴさに触れたひと時でした。
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by tano4sou | 2012-10-03 22:01 | 陶芸家さん訪問

上野焼・渡窯さんへ行ってきたよぉ~。

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陶芸仲間と窯元巡りに出かけました。

仲間の一人が上野焼に数十年前に行った事があるというので、まずは、上野焼に。

その時の記憶を辿ったら「渡窯」さんに寄ったということだったので、
「じゃあ今回も寄ろう」となって、お伺いすることになりました。

で、早速「渡窯」さんの作品を見させていただきました。

こんな感じです。

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私は、灰釉が好きで、特に彩度のあるモスグリーン色に焼き上がったモノが
特に好きなんです。

そのような作品もありましたし、造形的に面白い作品もありました。

作品以外にも、窯場も見せていただいたり、展示場内の撮影もさせていただきました。

もちろん、「渡窯」11代の 渡 久兵衛さんに、渡 仁(息子さん)ともお話もさせていただき、
楽しい時間を過ごすことができました。

ホントに親切で、人柄の良さが滲み出てるような感じでした。

作品をより味わうためには、作った作家さんの事をより深く理解した方が良いと、
思ってますので、このようにお話しできたことはとても良かったと思いますね。

是非また、お邪魔したいと思いましたね。


最後に、You Tube に、お二人の動画がアップされていましたので、
アドレスを紹介しておきます。

【上野焼渡窯】 仕事が教えてくれる
http://www.youtube.com/watch?v=CTvCX8N5GZA




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by tano4sou | 2012-07-27 23:39 | 陶芸家さん訪問

陶工房Ashwork さんは、今日もお仕事でしたよ。


陶工房Ashwork さんを訪問しました。

工房は、米子市のお隣、日吉津村の日吉津村役場前にあります。
エーコープのお店あとを使われ、ゆったりとしたスペースの工房です。
工房の主、足塚さんは祝日の今日もお仕事をされていました。


作品は、白を基調とされたシンプルなモノが多いようでした。

その中で気にかかった作品を何点か、写真に撮らせていただきましたので、
さっそく紹介いたします。


まずは、スクリューキャップの缶コーヒーみたいな形、大きさの器に
小鳥がとまってる焼き物。

モチーフに小鳥はよく使われるみたいです。

ワンポイントになって、カワイイ感じがしますね。

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それから、立体感をだした文字やイラストがくっついたカップ。

これもワンポイントになってます。

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さらに、ひよ子というかひな鳥が描かれている小皿。

これもまさにワンポイント。
すごく愛らしいイラストですよね。

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最後は、今までとはちょっとテイストが違う小皿です。

緑色の釉薬がキレイだったので、撮影しました。

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足塚さんの作品には、その作品をきっかけとしてコミュニケーションがとれるような、
会話が弾んでいくような効果があるように、感じましたね。

ただ単純に作品そのものに強烈なインパクトを持たせたり、存在感を出すだけが、
焼き物ではないと。

焼き物にはいろんな目的、役割があるんだなと感じさせてくれました。

ありがとうございました。


またお邪魔したいです。
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by tano4sou | 2012-07-16 23:31 | 陶芸家さん訪問

「さぁ、お待ちかね。茶碗のネタばらし。」 の、続き。


昨日の「茶碗のネタばらし」の続きです。

紹介した色々な塩釉作品を作られている作家さんは、岩屋快山窯の梅津敏英さん。
山口県光市で塩釉の焼き物をされています。

山口と云ったら、萩焼が有名ですが、瀬戸内側でも焼き物を
されているんですよね。

岩屋快山窯さんがある場所からちょっと歩くと海が見えるんですよ。
こんな感じで。

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海を見下ろせて、しかも斜面というロケーション。
ちょっと辿り着くのに、苦労しました。

でも、お邪魔したらスゴイ作品に出会えたんで、行ってよかったなぁと思ってます。


また、作品を展示されてるところも、イイ感じなんですよ。
そんなに広いスペースじゃないですが、雰囲気があってね。

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展示会が終わったばかりで作品を元に戻せていなかったので、
若干少なめのようでした。

次回は、写真で紹介した作品以外の作品も、いろいろ見たいものですね。


あ、そうそう、撮影した写真がまだ残っていましたので、
最後に出しますよね。

壺というか花器みたいなものと灯りですね。
面白い造形をしてますよ。

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by tano4sou | 2012-05-29 22:54 | 陶芸家さん訪問

松江の陶芸家・石田充弘さんの工房を訪問しました。



先日3月30日付のブログで、石田充弘さんの個展の案内を掲載ました。

松江市の 一畑百貨店松江店 で、
4月12日(木)から18日(水)まで 開かれる個展の案内でした。

一畑百貨店松江店のウェブサイトは、こちら。
http://www.ichibata.co.jp/dept/


その石田充弘さんの工房にお邪魔しました。

展示スペースに作品が何点か飾られていたので、例のごとく
撮影をさせていただきました。

ちなみに今回の個展に出される作品は、写ってませんから。
当然ちゃ~当然ですよね。

それは、個展で見ていただく、お楽しみということで。

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写真で紹介した作品は、あくまで石田充弘さんの特徴・作風の一部にしか過ぎません。

個展で発表する新作では、常に新しい世界を披露してくれます。
いつもその 「引き出しの多さ」 に、圧倒されますし、感心させられます。

なかなかそんな作家さんは居ないんじゃないでしょうか。


どんな世界を見せてくれるのやら、今度の個展も楽しみですね。
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by tano4sou | 2012-04-05 21:40 | 陶芸家さん訪問

焼き物工房でのコンサートの告知です。


いつもは、焼き物・陶芸の作品や書籍などを紹介しているんですが、
今回はちょっと違います。

コンサートの案内です。

ただそのコンサートが陶芸家さんの工房で行われるので、
取り上げさせていただきました。


「 谷川賢作/続木力 ピアノとハーモニカのコンサート 」
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チラシで分かりづらかったらいけないので、日時等をもう一度記します。

[ 日時 ]4月24日(火曜日) 19時30分より
[ 料金 ]2,000円 (高校生以下無料)
[ 場所 ]野峯窯(井原市)

場所・行き方等の詳細については、こちらまで。
[ TEL/FAX ] 0866-63-0474

陶芸家さんの工房の一角でコンサートだなんて、珍しいよね。

「演奏後、演奏者を囲み、ささやかなパーティをします。
 持ち寄り大歓迎。」
と、チラシに書いてあります。

料理好きの方、もてなし好きの方、本領発揮といきましょう。

きっと、アットホームなコンサートに違いないはずだよ。
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by tano4sou | 2012-03-29 20:45 | 陶芸家さん訪問

灯りの見せどころ。


先日紹介した灯籠に続いて、灯りネタを。

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最近では、色が変化する乾電池式のLEDライトも置いて上に向かって
照らす灯りがよく使われていますが、こういう電気コードの付いたライトを
上から吊るすのも、なかなかいいです。

いわゆる、電球の“カサ”というものでしょうか。


使用する時は、周りは暗くなっているので絵付けとか釉薬の色とかは
ほとんどわかりません。

なので、電気(灯り)の漏れ方が非常に重要になってきますから、
孔明けや切れ込みの一つ一つが、影響してきますよね。

星であったり樹木であったり花びらであったり、
灯りの見せどころですよね。

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灯りをどのように出すかというよりも、灯りをどう遮るかが
重要なのかもしれませんね。
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by tano4sou | 2012-03-04 23:52 | 陶芸家さん訪問

真吉備窯さんで、「タタラ」の作品を見せてもらいました。


真吉備窯さんにお邪魔しました。

最近作っている作品の事や天然灰製造の事、
そして釉薬の粘性についてお話を伺っていたところ、
作陶途中のある作品を見せてもらいました。

それは、京焼の陶芸家の方(実際は職人さんという感じらしい)が、
「焼きは任せるから」と云われて、素焼きをして釉薬を掛けて
これから焼成しようとするものです。

写真を撮らせてもらうので色々触ってしまったので、ムラがあったりしますが、
焼く前には釉薬を掛け直すそうなので、ご心配なく。


前々から、こういう四角(スクエア)形の焼き物は面白いと思ってたんですよ。
それに、足付きがこれまた、グゥッドですよね。

見させてもらった瞬間、「これ、イイッ!!」って言っちゃいましたよ。


では能書きはこの辺りで、写真を見ていただきましょう。


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大きさはざっと28㎝くらい、結構な大きさ。
そして、スクエアな形。

更に、底には4つの足がついています。

気になる作り方は、「タタラ」にして作るみたいですよ。

陶芸してる人だったら解ると思いますけど、
「タタラ」って結構難しいですもんね。
なのに、こんなに真っすぐなラインはなかなか出せないですよね。

やっぱ、職人さんて、スゴイですね。

感性を表現している作品もすごいけど、こういう昔ながらの技術を
発揮し続けている作品も、素晴らしいですね。

改めて、そう思いました。


でも、こういう作品を作られる職人さんも少なくなっているんですって。
残念だし、勿体ないし、大きな損失ですよ。

経済発展ももちろん必要だし大事なんだけども、
こういう伝統が受け継がれていく時代であってほしいと思いますね。
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by tano4sou | 2012-02-22 23:01 | 陶芸家さん訪問