<   2012年 07月 ( 31 )   > この月の画像一覧

一の瀬焼・丸田窯さんを訪れました。


上野焼、小石原焼の窯場を訪れた後に、大分県の日田市に一泊。

宿泊した旅館の従業員の方から、「この近くに焼き物をやってる所がありますよ。」
と、教えてもらったんです。

車で15~20分ぐらいの場所だというし、今日は小鹿田焼に行くだけだったので、
「じゃぁ行ってみよう。」という事に、なりました。


お邪魔したのは、福岡県うきは市にある一の瀬焼の丸田窯さん。

丸田窯さんの最大の特徴は、塩釉の焼き物をやられていること、でした。

今年の春訪問した、山口県光市の岩屋快山窯さんの焼き物も塩釉でしたし、
珍しい塩釉の焼き物がまた見学できたので、俄然親しみが湧いてきましたね。


塩釉以外の釉薬の作品もありましたし、以前はスタイリッシュな作品も
手掛けられていたようです。

作品の一部を撮影させていただきましたので、紹介します。

c0018051_22401375.jpg
c0018051_22402053.jpg

c0018051_2241276.jpg

c0018051_23102951.jpg

c0018051_22411329.jpg

c0018051_2316156.jpg


そしてお土産には、ロクロ目が残り、オフホワイトのような色合いの小皿を
買って帰りました。

c0018051_22414663.jpg
c0018051_22415362.jpg


お恥ずかしい話ですけど、一の瀬焼という窯場の事をこの時初めて知ったんです。
現在、6軒の窯元さんが活動されてるのに、知らなかったんですよね。

ホント、勉強不足ですよね。

でも、新しく窯元を知ることができたのは、とても良かったです。

珍しい塩釉の焼き物をやられてるし、スタイリッシュな造形も作られるしで、
丸田窯さんはとても魅力的な窯元に映りましたね。

今回はゆっくりできなかったのですが、次はじっくりと訪れたいと思いますね。


塩釉の作品は、こちらのサイトに掲載されていますので、ご覧になられては
いかがでしょう。

<一の瀬焼・丸田窯>さん
http://www.yokamon.jp/shop/Y288/S2880006
[PR]
by tano4sou | 2012-07-31 23:24 | 出会った作家作品

「小石原焼に行ってきたよぉ~。」の、その続き。


昨日の<やきもの見聞録>で、小石原焼に行ったことを書き綴りました。

小石原焼窯元のひとつ、斐山窯さんにお邪魔したんですが、
「道の駅」にも寄ったんですよ。

特産品とか土産物などを売っている、国道の脇にあるアレですよ。

それで店内を見ていたら、気になるやきものがでてきたんですね。

その前に、定番のとびかんなの小皿とすり鉢を購入したばかりだったので、
迷ったんですけども、最終的には購入しました。

それが、この焼き物です。

c0018051_2341362.jpg


とびかんなを使った装飾をしていますが、質感が前のとはちょっと違ってました。

定番のとびかんな模様の焼き物は、透明釉を掛けてツルッとしているんですが、
このやきものはマット調というか艶消しみたいな質感でした。

さらに、濃い色と白い色とのツートンカラーのような配色にしており、
どことなく洋っぽい感じがしましたね。

だから対比するうえでは、手に入れた方が良いかなと思ったんです。


また、違うアングルとかアップで撮影したら、こんな表情をしています。

c0018051_23421496.jpg

c0018051_23414787.jpg


余談ですが、今年の「第29回西日本陶芸美術展」の最高賞の西日本陶芸大賞を
受賞されたのは、鬼丸尚幸さんでした。

窯元を巡ってる際に、鬼丸尚幸さんの受賞の事は耳に入ってきたので、
お邪魔してみたいと思い探してたんですけど、その時は結局分からなかったんですよ。

帰ってから調べてみたら、鬼丸尚幸さんは「翁明窯」の方だとわかりました。

また、今回購入したお皿は、「翁明窯」で作られたものでした。

なんと、話がつながっちゃったんですよ。
こんなこともあるんですよね、ビックリしました。


c0018051_23422688.jpg

[PR]
by tano4sou | 2012-07-30 23:58 | 出会った作家作品

小石原焼に行ってきたよぉ~。


一昨日の上野焼・渡窯さんにお邪魔した後、小石原焼に出かけました。

小石原焼は、大分県との県境にある東峰村に約50軒ほどの窯元があります。
有名なとびかんなや刷毛目、うち掛け・流しなどの装飾技法が有名な窯場です。

仲間のお一人が親しくさせていただいてる、斐山窯さんにお邪魔しました。

伝統的な作品を作られてる窯元さんで、例のとびかんなの作品も数多く
並べられていました。

c0018051_2343982.jpg
c0018051_23423881.jpg
c0018051_23432247.jpg
c0018051_23425119.jpg


製造途中の(多分これはすり鉢だと思いますが)品が、出来上がりを待っていました。

c0018051_23441094.jpg

それに、植物を植えている入れ物もとびかんなの焼き物ですよ。
ここでは、全くもってポピュラーなんですよね。

c0018051_23434518.jpg


それと、斐山窯さんで購入した作品も紹介しますね。

ひとつは、とびかんなの小皿。
それに、とびかんなの装飾をいれたすり鉢。
そして、梅干し入れにぴったりの小壺です。

c0018051_23444280.jpg
c0018051_23441074.jpg
c0018051_23445484.jpg
c0018051_23442344.jpg
c0018051_2345983.jpg


せっかく来たんだから、小石原焼やお隣の小鹿田焼でよくみられる「とびかんな」を施した
焼き物のひとつは購入しようと思ってました。

まぁ、定番商品ですからね。

という程度ですから、あんまし深く考えて購入したわけではなかったんですけども、
やっぱ繰り返し見てると、「いいもんだなぁ~。」と徐々に実感してきましたね。

これが、伝統の力、民陶の力というんでしょうかねぇ。

ここもまた、再訪してみたい窯場となりました。
[PR]
by tano4sou | 2012-07-29 23:52 | 出会った作家作品

これって、見る人の想像力が試される作品でしょうか?。


今日の作品は、面白いよぉ~。
でも、手強いよぉ~。

という作品って、どんなんだろうと思いませんか?。

最初から不安を煽っていますが、この作品です。


c0018051_2325413.jpg
c0018051_232510100.jpg


陶芸教室の生徒さんが作られた陶芸作品なんですが、よく分からないんです。
置き物なのか、何かを入れる入れ物なのか、はたまたオブジェなのか。

しかし、カタチが面白かったんですよね。

それに、どっしりとした雰囲気もあるし。

見る角度によっては、生き物のようにも見えるし、なんか惹きつけられるモノがあってね、
そうなると撮らないわけにはいかないですから。


c0018051_23252926.jpg
c0018051_23253499.jpg
c0018051_23254215.jpg
c0018051_23254796.jpg


で、教室の先生にお伺いすると、「山型食パンをイメージした。」と、仰られてました。

「えっ、どういうこと?。」って感じです。
疑問は、ますます深まりますよね。

作品を見た第三者の人間は頭の中がこんがらがってますが、多分、作った本人は
仕上がりに満足してるんでしょうね。

周りがとやかく言っても、やっぱ自分自身が気に入ることが一番ですからね。


でもここの陶芸教室の生徒さんは、いつも面白い作品をつくるよね~。

これも、先生のご指導の賜物なのかな 。
[PR]
by tano4sou | 2012-07-28 23:37 | 作陶のアイデア・ヒント

上野焼・渡窯さんへ行ってきたよぉ~。

c0018051_23172334.jpg

c0018051_23172937.jpg

陶芸仲間と窯元巡りに出かけました。

仲間の一人が上野焼に数十年前に行った事があるというので、まずは、上野焼に。

その時の記憶を辿ったら「渡窯」さんに寄ったということだったので、
「じゃあ今回も寄ろう」となって、お伺いすることになりました。

で、早速「渡窯」さんの作品を見させていただきました。

こんな感じです。

c0018051_23185271.jpg
c0018051_23192263.jpg
c0018051_2319941.jpg
c0018051_23194361.jpg
c0018051_2319284.jpg


私は、灰釉が好きで、特に彩度のあるモスグリーン色に焼き上がったモノが
特に好きなんです。

そのような作品もありましたし、造形的に面白い作品もありました。

作品以外にも、窯場も見せていただいたり、展示場内の撮影もさせていただきました。

もちろん、「渡窯」11代の 渡 久兵衛さんに、渡 仁(息子さん)ともお話もさせていただき、
楽しい時間を過ごすことができました。

ホントに親切で、人柄の良さが滲み出てるような感じでした。

作品をより味わうためには、作った作家さんの事をより深く理解した方が良いと、
思ってますので、このようにお話しできたことはとても良かったと思いますね。

是非また、お邪魔したいと思いましたね。


最後に、You Tube に、お二人の動画がアップされていましたので、
アドレスを紹介しておきます。

【上野焼渡窯】 仕事が教えてくれる
http://www.youtube.com/watch?v=CTvCX8N5GZA




c0018051_2325646.jpg

[PR]
by tano4sou | 2012-07-27 23:39 | 陶芸家さん訪問

今日のやきものは、“掛花入れ” かな?。


一昨日、昨日と花入れをアレンジした焼き物を紹介してきました。

今日のものが、一番“掛花入れ”らしいかもしれないです。
でも、形はちょっと変わってますけどね。

それは、麻袋じゃないですけど、布の袋のような造形をしているんですよ。
袋の口を糸で縛るようなカタチ。巾着袋にも少しは似てるかな。

c0018051_23382947.jpg
c0018051_23383997.jpg


それと、花の苗をそのまま入れて、吊り上げれる様な花入れ。
というか、“苗入れ”ですね。

縄を編み込んだような形で、編み込み具合は非常にルーズ。

丁寧にちゃんとしてないところが、逆にイイ味を出してます。

c0018051_23474044.jpg
c0018051_23474879.jpg


花や植物は生活に潤いを与えてくれます。
その花や植物を活かすのが、プランターや花入れなどですよね。

当然プランターや花入れなどが良ければ、花も映えるわけですから、
花や植物を活かす、オリジナリティ溢れる容器を作ってみてはいかがでしょうか。

メッチャ作りがいがありますよね、作り手としてはね。
[PR]
by tano4sou | 2012-07-26 23:48 | 作陶のアイデア・ヒント

掛花入れではないです。鉢ごとですから。


今日、面白いモノを見ました。

お花を植えるのには、鉢が使われます。
細長い形や丸い形や色々な形があり、玄関脇とか庭に置かれていますよね。

鉢ごと上から吊るしてる場合もありますが、壁に平行に吊るしてあったら、
どうでしょう。

うまく言葉で説明できないので、見ていただきましょう。
こういうことです。

c0018051_7174061.jpg
c0018051_718350.jpg
c0018051_7175892.jpg


そうそう、壁に平行。地面に垂直、という関係です。
 
土が落ちてこないように花や植物がしっかりと根を張っていないダメだし、
その種類も限られるかもしれませんよね。

でも、吊るしているだけだったら、鉢の側面ばかりが目に入ってきます。

それが、こうすることで解消されます。

普通だったら“鉢は地面に置く”という常識をも覆しているのが、
良いですよね。

昨日の「草盤」といい、アイデア次第で、メッチャ楽しめますね。
[PR]
by tano4sou | 2012-07-25 22:58 | 作陶のアイデア・ヒント

お待ちかね、「苔玉じゃないよ、草盤だよ。」第二弾の登場。


先月中旬に紹介した「草盤」ですが、とうとうその続き、第二弾となる作品を
見つけましたよ。

では早速見ていただきましょう。

c0018051_21503774.jpg
c0018051_214814.jpg

今回は、前回とはちょっと雰囲気が違いますね。 小人の世界に潜入したようで。
といっても、そんな事はないか。

前と比べると建物は少し大きめですね。
それに植物も変わっています。

ちょっとアングルを変えると、また感じが変わってくるので、面白いですよ。

c0018051_21483642.jpg

ねっ、いいですねぇ~。
オモシロイですよね。

この「草盤」 (これは私が勝手に読んでいますが‥)は、ミニチュア建物とか植物の
組み合わせによって、いろんな表情が出せますよね。

アイデア次第では、とても面白い事になりそうで、
頭の捻り甲斐がありますね。

これからも、このシリーズには、「要・注目」です。


最後に、俯瞰の写真を載せておきます。


c0018051_21485966.jpg

[PR]
by tano4sou | 2012-07-24 21:57 | 作陶のアイデア・ヒント

可笑しくて、笑っちゃった話、その1。


陶芸は個人・一人でされている方や、陶芸教室に通われる方。
また、公民館などで、陶芸をされてる方もいらっしゃいます。

公民館での陶芸の場合、講師の先生に教えてもらいながら、また参加者だけで
自主的にされてる場合もあります。

で、先生がいらっしゃる場合、教えてもらえるから良いと思われるんですが、
これが案外「クセモノ」なんですよね。


最近こんな事がありました。

まず「何を作ろうか」という時に役に立つことと云えば、やっぱり他人の作品を
見たり、陶芸雑誌を見たりすることですよね。

c0018051_23383717.jpg

お友達と陶芸雑誌を色々見ながら、「あっ、これがイイ。」とか「それは面白くない」とか
ワイワイ云いながら、作品を探してたんですね。

そしたら友達が「この作品が良いんじゃない」と云ったんです。

しかし、本人は「それは、ダメッ。先生が困るから。」

一瞬、「?」と思いましたよ。
でもすぐに、理解できました。

で先程の「クセモノ」というのは、ここの事です。

先生に見てもらう、チェックしてもらうと言いながら、結構先生の手が入るんですね。

最初はちゃんと作れないので、先生に手伝ってもらわないといけないですから。

でも、ひどい時には、長時間に渡って手が入ることもあるみたいです。
先生が作品を作っているのと同じ感じですよね。

雑誌の作品を見せると、そういう事が起きてしまうので、
「それは、ダメッ。先生が困るから。」と云う事になったんですね。

過去にもあったから、すぐに「ダメッ」て反応したんでしょうね。


でも、そこでの私の反応は、「自分で作るんじゃないんかい」って、心の中で
思わず突っ込みましたよ。

そして思わず、笑ってしまいました。

上手でも下手でも、陶芸って自分で作ってナンボと思ってたんですけど、
そうでもない陶芸もあるんですねぇ~。

不思議ですねぇ~。
[PR]
by tano4sou | 2012-07-23 23:46 | 雑感

上絵付けの“龍”に、掻き落としの“龍”。あなたは、どっち?。


先日お邪魔したお宅でのことです。

コレクションを展示しているスペースがありまして、ちょっと目を引いた作品が
ありましたので、撮影させていただきました。

どなたの作品かは詳しくは聞かなかったので分かりませんが、不思議にも、
どちらもが “龍” をモチーフとしていたんですよね。

あの獰猛勇敢な(?) “龍” ですよ。
どんな感じなのかと、気になりますでしょ。

では早速、紹介といきましょう。

まずは、こちらから。

c0018051_216149.jpg

“龍” を描いた赤絵の大皿です。

何cm位だったかははっきり覚えていないですね。

おおよそ、40~50㎝くらいだったでしょうか。
それなりの大きさのお皿です。

大きさはさておき、何より描写の細かいところがスゴイですよね。

部分アップの作品を見ていただければ分かると思いいますけど、
実に細かく丁寧に描かれていますね。

c0018051_2163590.jpg
c0018051_2164477.jpg

やっぱ、職人さんの仕事という感じです。

上には上がいるもんですね。感心いたしますね。


それと、もう一枚の写真です。

c0018051_216569.jpg


こちらは、「掻き落とし」で描かれた “龍” の壺。

先程の赤絵とはかなり印象が違います。

壺全体に大胆な構図でダイナミックに描かれてはいますが、
“龍” の表情が、どことなくユーモラスな感じで、親しみさえ覚えるほどです。

昔テレビ放映されてた「まんが日本昔ばなし」にも、 こんな“龍” が出てた様な
気がするんですけどね。

でも、イイ表情してるんじゃないですか?。


たまたま“龍”を題材にした作品が同じスペースにあったんですけども、
切り口ひとつ、表現の仕方ひとつで、ガラッと変わるもんですね。

やっぱり、創作は面白いですね。

(といっても、作らないで見てるだけですが‥‥)
[PR]
by tano4sou | 2012-07-22 21:27 | 出会った作家作品