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兵庫陶芸美術館へ行ってきました、のその後。

兵庫陶芸美術館の「中国陶磁名品展」と「三原研炻器展」を見学した後は、
美術館近くの、「陶の郷」へ寄りました。

その中の「窯元横丁」では、立杭焼窯元50数軒の作品を買うことができるんです。

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これだけ多くの窯元さんの作品があると、気に入った作品を見つけ出すのは
なかなか難しいのではないでしょうかね。

でもそのような中で、ひとつ目に留まるモノが見つかりました。

それが、このカップです。

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最初に見た時には、うるしを塗った漆器みたいに思えました。
中面の光沢のある黒と外側のマット調の黒とのコントラストが印象的だったので、
目についたんだと思います。

その作品を作られたのは「千代市陶房」さんで、「陶の郷」のすぐ隣でしたので、
窯元へお邪魔して、購入いたしました。

その他にも色々な作品を拝見でき、またお話も伺うことができました。


それからもう一件、「山五陶勝窯」さんへもお邪魔しました。

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この窯元さんへは以前お邪魔していて、マグカップを購入させていただいてました。

展示室には、「山五陶勝窯」さんがヒルトン大阪のステーキハウスの食器を作られたとの
新聞記事が張ってありました。

他人事なんですが、何だかいい気分になりました。

自分が購入した作品の窯元さんが活躍されてるのって、嬉しいじゃないですか。
自分の眼も、節穴じゃなかったということですから。

これからも、「山五陶勝窯」さんの活動には目が離せないですね。


立杭への旅は、ホントに楽しい一日となりました。
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by tano4sou | 2012-09-30 23:58 | 展覧会見学・展覧会案内

鯉の滝登りの絵皿。



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鯉が描かれた絵皿。
大皿ほどではないので、中皿かなという印象ですね。

ここでは、お皿の大きさはそれほど重要ではないです。
あくまで主役は鯉の絵ですから、大きさについては一旦横に置いときましょう。

眼を皿にして細かいところを見れば、もっと滑らかに塗れるとか線もキレイに彫れる
ということはあるでしょうけども、でもそれは、今後の稽古次第でどうにでもなるものですし、
繰り返しやったら身についていくものだと思っています。

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それより、彫った線や絵付けした色合いなどが生き生きとしてることが、
何より素晴らしいじゃないですか。

滝登りの如く、鯉が勢いよく泳いでいる感じがしますよね。

技術的なことは今一歩でも、雰囲気はちゃんと出せてる、
そのことが重要じゃないですかね。


これからもっと研鑽していただいて、より魅力ある作品を描いていただいたらと
思いますね。
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by tano4sou | 2012-09-29 22:24 | 趣味のやきもの

「土偶・コスモス展」、ただいま開催中。


朝晩はちょっと涼しく感じる時もありますが、全般的にはしのぎやすく、
時候のいい季節となりました。

すると、いろいろな所に出かけていきたくなるものです。

秋は、展覧会・個展・陶器まつりなどなど、目白押しですから、無理もありませんよね。

いろんな展覧会等の中でも、この展覧会は面白いんじゃないかなと
思えるモノがありました。

ミホ・ミュージアムで開かれている 「土偶・コスモス展」

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土偶と云うのは、簡単にいえば、土で作られたお人形。
多くは女性を模したモノが多いですが、いろんな形があり、安産の祈願や豊作祈願、
祭祀・儀礼、呪術、副葬品などさまざまな用途に使われていたと云われてますが
実際のところは分かっていないのだそうです。

抽象的に表現されているものが多いので、そういう解釈になるんでしょうね。

でも何と云っても、その最大の魅力は、造形の美しさですよね。
見る人を魅了してやまないものがありますものね。


この「土偶・コスモス展」は、北海道から九州まで全国約120カ所の遺跡から出土した
土偶約220点(会期中展示替えあり。土器や装身具などを含めると約320点)を展示している。

また11月30日~12月9日は、「縄文のビーナス」「中空土偶」「合掌土偶」の
国宝3点が揃うので、会期末は特に、見ごたえがあります。

信楽方面に行かれる際には、是非立ち寄りたいものですね。


ミホ・ミュージアム 秋季特別展「土偶・コスモス」展

[期間] 平成24年9月1日(土)~12月9日(日)
[開館] 10:00~17:00(ただし入館は16時まで)
[休館日] 月曜日(ただし10/8は開館、10/9は休館)
[会場] ミホ・ミュージアム
     滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300 TEL:0748-82-3411


そして、「土偶・コスモス展」のテレビ放映もありますので、お知らせいたします。

NHK教育テレビ<日曜美術館>『 土偶~1万年前のアート誕生~ 』
10月14日(日)午前9:00~9:45
(再放送 10月21日(日)20:00~20:45 )


もうひとつ、毎日新聞の「土偶・コスモス展」記事も分かり易いので、
ご覧なっておくとより理解が深まりますよ。
毎日新聞(2012年9月19日大阪版夕刊)記事「創造のるつぼ」
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by tano4sou | 2012-09-28 23:56 | 展覧会見学・展覧会案内

「兵庫陶芸美術館」に、行ってきました。

先日の晴れ渡った日に、兵庫県篠山市今田町にある
「兵庫陶芸美術館」に行ってきました。

今までも何回か訪問してる美術館ですが、今回は、「中国陶磁名品展」と
「三原研の炻器」を見学する為に伺いました。


まず、「中国陶磁名品展」から見学。


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個人的には、器とかの焼き物全体に絵付けをしてるものは、そんなに好きでは
なかったんで、「中国陶磁名品展」はあまり期待してなかったんですよ、実はね。

でもね、実際見ると、やはりいいですね。
造形にしろ、絵付けにしろ。

あれだけちょっと敬遠していた全面の絵付けが、全くくどくなくて、
スッキリよく見えましたね。

それに、あんな昔からクォリティの高い作品が作られていたというのが、スゴイですね。
ホント、びっくりしました。


それから、「三原研の炻器」展。


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三原研さんは、島根県在住の陶芸家で以前一度だけお会いさせていただいた事が
あったので、行く前から期待してました。

以前から炻器を作られているのは知ってはいましたが、今回のように一堂にたくさんの作品を
見るのは初めてでした。

ですが、観た感想は「スゴかった!。」ですね。
魅力的な作品が多くて“期待通り”、イヤそれ以上でしたね。

しかし、どのようにしてああいうカタチが思いつくんでしょうかね。

どう云う思いで作られているのか、ホント、聞いてみたくなりますね。


この「兵庫陶芸美術館」は、丹波立杭にある美術館ですから、
もはや、焼き物専用の美術館と云っていいんじゃないでしょうか。

それに、作品をぐるり360度見ることができる、「アイランド陳列」が割と多いと
いうのも、その理由の一つになるかもしれませんね。

なんで、私もこの美術館、好きなんです。

これからも、度々訪れることでしょうね。



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by tano4sou | 2012-09-27 23:59 | 展覧会見学・展覧会案内

木村知子さんの個展開催。


来月10月初旬に、木村知子さんの個展が開かれます。

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 『 木村知子 食卓の器 』  
蕎麦ちょこ、お茶碗等、日常使いの絵付の器が揃えられ、展示販売。

10月2日(火) ~ 9日(火)
午前11:00~午後7:00(最終日は午後4:00まで)
ギャラリーさとう(岡山市中区門田屋敷1丁目7-26)
サイト:http://www.gallery-sato.com
お問合せ:086-272-1431(ギャラリーさとう)


木村さんはいつもは草花の染付の作品を多く発表されていますが、
今回は草花に加えて、昆虫も描かれたそうです。

新たなインスピレーションが湧いてきた結果なのかどうかわかりませんが、
“昆虫”を題材とする新境地を開いた事には違いないですね。

興味を抱かれた方は、是非行ってみないといけませんよね。


「 花にたむろする昆虫かぁ~。 」

どんな感じに仕上がってるんでしょうね。
興味が尽きないです。
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by tano4sou | 2012-09-26 22:51 | 展覧会見学・展覧会案内

小石原焼と小鹿田焼の秋祭り。


今年の夏に訪れた小石原焼と小鹿田焼の里で、秋の陶器まつりが
開かれます。

小石原焼の方は、「秋の民陶むら祭り」として開催。

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日時は、 10月6日(土)・7日(土)・8日(祝) の3日間。
期間中は、通常価格の2割引きで販売されるということです。

また、フリーカップの絵付け体験とか飛びカンナ制作無料体験とか
絵皿コンテスト作品展示などなど、いろんな催しも盛りだくさんに、
行われる予定です。

詳しいことは、下記の東峰村の観光情報サイトをご覧ください。
「東峰見聞録」サイト


また、小石原焼のお隣の小鹿田焼でも、「小鹿田焼民陶祭」が
10月13日(土)・14日(日)の両日開かれます。
朝10:00~夕方4:00まで。

小鹿田焼きについては、こちらのサイトで。
「小鹿田焼の里」サイト


こういうイベントだと、品物を安く買えるというのも魅力ですが、
こういう時こそ作家さんとお話をして、交流を深めることができたら、
絶対楽しいですよ。

2週続けて出かけてみるのも、イイですよ。
是非試してみてください。

でも、秋は忙しいねっ!!。 

出かけるとこが多くてね。
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by tano4sou | 2012-09-25 21:08 | インフォメーション

もうすぐ始まります。クレイスタジオゲン・三宅玄祐さんの個展。


8月に案内しました、クレイスタジオゲンの三宅玄祐さんの個展が、もうすぐ
今週の終わりから、神戸の「トア・ギャラリー」で 始まります。


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「Boundary line(境界線)」というタイトルの個展。

◆2012年9月29日(土)~10月 4日(木)
 午前11:00~午後7:00(最終日~午後4:00)
 「TORGALLERY 1」 ( トアギャラリー )
 (神戸市中央区北長狭通3-12-13)
 TEL 078-334-0531
 http://tor-gallery.com

8月2日のブログにも記事を書きましたので、そちらもご覧になってくださいませ。


トア・ギャラリーの方に、『 妙な陶芸をやってる方 』と紹介されている三宅さん。

まぁ、実際、変わった作品も多く作られますが、色々とお話させていただくと、
感性の鋭さに“ハッ”とさせられることもしばしば。

今回も三宅さんワールド全開で、いかれるんでしょうね、きっと。


ただの“オモシロイ”もん作りの作家なのか、感性の優れた作家なのか、
是非あなたの目で確認してみてください。

それでも、よく分からなかった、としてもオッケーです。

何でも、“紙一重”って、よく云いますんで。
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by tano4sou | 2012-09-24 20:43 | 展覧会見学・展覧会案内

破片でも楽しめるんですね。


何やら面白そうな小物というかブローチ(?)みたいなモノが
お椀の中にありました。。


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絵付けはされてますが、まだ制作途中のものらしいです。

カタチが不揃いで、今一歩と感じられますか?。


これは、もともと壺か何かを作ろうとして、素焼きの段階で割れてしまった
作品の破片の一部だったんです。

一から思うように作ればもっとカタチもスマートなモノが出来たでしょう。

でも、それらの裏側をそれぞれ薄く削って、カタチも整えて絵付けをしたんですね。


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失敗したモノ、うまくいかなかったモノを活用して作るというのは、
これはこれで、スゴイことだと思う。

それ以上に、楽しんで絵付けをして陶芸をしているのが、何と云っても、
イイね!!

これは<やきもの見聞録>には相応しいので、載せないと。

大切なことだからね。
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by tano4sou | 2012-09-23 22:15 | 作陶のアイデア・ヒント

背中で主張してる、ミニチュアわんこ。


掌に乗る、ミニチュアのわんこ。

何かの本を見て作られたのか、粘土が余ったから作られたのかは、
分かりません。

能書きなんかは全く関係ありませんね。
とりあえず見ていただきましょう。


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いきなり、背中でビックリしましたぁ?。

でもねぇ、このバックショットが何とも云えないんですよね。

中年のオジサンの哀愁漂う背中とはもちろん違うんだけど、何かね、こう、
訴えかけるものがあるというか、感じさせてくれんだよね。


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至って、シンプル。

カワイイ、それだけ。


カワイサ満点なんだけど、こだわるトコはこだわってます。

この足の裏なんか、ついつい忘れちゃうとこだけどね。


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肉球まで、丁寧にちゃんと入れてるのがいいね!。

見えないところにも気を配るというのは、とってもいいことだし、
また遊び心溢れた感じでね、ステキですよね。
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by tano4sou | 2012-09-22 21:33 | 趣味のやきもの

『 吹屋ベンガラ灯り 』。


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「吹屋ベンガラ灯り」のスナップ写真。

暗闇に映える灯りが、幻想的で美しいですね。
やはり、秋には灯りは似合いますね。

ちょっと人恋しくなったり、どこかやさしい気持ちになったり、っね。


吹屋の街並みです。

吹屋について簡単に説明すれば、吹屋は、石州瓦とベンガラ漆喰壁で知られる、
岡山県高梁市成羽町にある町。
江戸時代中期頃、吹屋銅山で発展し、幕末頃からは硫化鉄鉱石を酸化・還元させて
人造的に製造するベンガラ(酸化第二鉄)生産で、繁栄を極めました。

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日が暮れる前から行ってました。
その時は、まだ明るいので灯りが浮かび上がる感じではないですね。

吹屋の街並みに灯籠を置いて、灯りを楽しもうというイベントですから、
道路脇に灯籠が並んでます。

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それからだんだん日が暮れてくるといい感じになってきます。

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日がどっぷり暮れてくると、灯りが暗闇に浮かびあがってきます。

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初めて見ましたけどいい雰囲気でしたよ。
「陰翳礼讃」ではないですが、ほのかな灯りって良いですね。

でもほんとは、もうちょっとマシな写真が撮れたんじゃないかと思うんですが、
カメラの性能も旧いモノだし、自分の腕も今一歩なんで、これぐらいの写真しか
撮れませんでしたね。

イメージは、バッチシあるのに。
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by tano4sou | 2012-09-21 23:57 | インフォメーション