兵庫陶芸美術館の「中国陶磁名品展」と「三原研炻器展」を見学した後は、
美術館近くの、「陶の郷」へ寄りました。 その中の「窯元横丁」では、立杭焼窯元50数軒の作品を買うことができるんです。 これだけ多くの窯元さんの作品があると、気に入った作品を見つけ出すのは なかなか難しいのではないでしょうかね。 でもそのような中で、ひとつ目に留まるモノが見つかりました。 それが、このカップです。 最初に見た時には、うるしを塗った漆器みたいに思えました。 中面の光沢のある黒と外側のマット調の黒とのコントラストが印象的だったので、 目についたんだと思います。 その作品を作られたのは「千代市陶房」さんで、「陶の郷」のすぐ隣でしたので、 窯元へお邪魔して、購入いたしました。 その他にも色々な作品を拝見でき、またお話も伺うことができました。 それからもう一件、「山五陶勝窯」さんへもお邪魔しました。 この窯元さんへは以前お邪魔していて、マグカップを購入させていただいてました。 展示室には、「山五陶勝窯」さんがヒルトン大阪のステーキハウスの食器を作られたとの 新聞記事が張ってありました。 他人事なんですが、何だかいい気分になりました。 自分が購入した作品の窯元さんが活躍されてるのって、嬉しいじゃないですか。 自分の眼も、節穴じゃなかったということですから。 これからも、「山五陶勝窯」さんの活動には目が離せないですね。 立杭への旅は、ホントに楽しい一日となりました。
by tano4sou
| 2012-09-30 23:58
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