今日の一品は、縁起物の鉄板アイテム、「招き猫」です。 商店とか会社などに飾られている、白い生地に目や耳とか髭とかを絵付けされてる、 そんじょ其処らの招き猫とは違いますよ。 完璧、オリジナルデザインにて作られた「招き猫」。 そりゃあもぅ迫力が違います。 まずは、写真を見ていただきましょう。 陶芸教室に通われてる生徒さんが、新年から飾ろうということで作られていた「招き猫」が 出来上がったので、取りに来られていたところを、撮影させていただきました。 この招き猫の一番良いところは、通り手自身のイメージで作られていること。 先程話してた市販の招き猫を、真似して作っていないので、世界にたった一つの招き猫 ということになりますよね。 それが何にもまして、“良い”んですよね。 でも、それもその筈なんですよ。 この招き猫のモデルとなっているのが、作り手の方が飼っていらっしゃる 猫ちゃんで、出来上がった招き猫を見て 「ウチの猫に似ている」 と仰られて、 喜ばれていたぐらいですからねぇ~。 一部ムラが見えている絵付けも、毛が生えているような雰囲気を醸し出し、 逆にリアリティを感じさせてますよね。 いい感じに仕上がるように、きっと条件が揃ってたんですね。 ( ※ ちょっと角度を変えてみたら、こうなりました。) 個人的には、一つ気になることがあるんですよね。 この招き猫を見た、当の“猫ちゃん”自身は、どう思うんだろうなぁ~と。 見た瞬間、飛びかかっていくのか、それとも仲間とみて接するのか。 どうでもいいことなんですけど、気になりますねぇ~。 ちなみに、今回の招き猫は右手(前脚)を挙げているので、「金運を招く」と、 いうことですが、左手(前脚)を挙げている猫は「人(客)を招く」と、されています。 じゃあ、金も人も招くということで、「両手を挙げたらいいじゃないか」というと、 “「お手上げ万歳」になるのが落ち”と嫌う人が多くて、何事も“欲張り過ぎると良くない” ことのようですね。 お後がよろしいようで‥‥。
by tano4sou
| 2012-12-25 20:42
| 趣味のやきもの
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