4月10日(木)から始まる、「呑器九百九十九盃」展。 作品にこだわるのは作家であれば当然ですが、石田充弘さんの場合、作品だけではなく、 展覧会を告知するDMはがきにもこだわりがあるようです。 昨日の記事にも写真を掲載しましたが、ランダムに並べられたカップ類の中に、 カラーのカップとモノクロ(白黒)のカップがあるのがわかります。 モノクロだと「この部分は何色なんだろう」と想像力が働きますから、 カラーで全部を見せるより、モノクロにして見せる方が良いと思われたんでしょうね。 ( ※ 実際はどうだったのかは、また聞いてみようと思います。) DMを見て最初に思ったのは、「この写真は合成写真なんだろうな」ということ。 でもお伺いしたら、そうじゃなかったんですよ。 一発撮り、なんですって。 撮影の手順は、ざっとこんな感じで。 まず、作品を写真のようにランダムに並べて撮影します。 それから写されている作品の原寸大で、印画紙に焼き付けます。(モノクロプリント) その焼き付けた印画紙の上に、色つきの作品を並べて、もう一度撮影します。 まぁ~、今の時代に、メッチャ手間のかかることをされてます。 作品作りにこだわり、それを伝えるDMにもこだわる。 石田充弘さんの中では、作品作りとDM作りは繋がっているんですね。 しかも、ごく自然に。 といったことを踏まえて、今一度、DMを見たら、また違う印象が 浮かんでくるかもしれませんね。 モノクロ写真の部分に、色が浮かんできちゃったり。 ■ information ■ 石田充弘 ワールドカップ展「The Final」『 呑器九百九十九盃 』 <会期> 4月10日(木)~ 4月16日(水)10:00 ~ 19:00( 最終日は17:00まで ) #
by tano4sou
| 2014-03-29 00:01
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先々月に“4月の展覧会「カップ九九九碗r>展」に向けて、作品を作ってます” タイトル、 ホントに、とうとうやってきましたね。 もう、999個は出来上がってるそうで、 展覧会間際になっても作品作りをしているということはなく、 この半年ずっと、この展覧会の作品作りに没頭されていたんでしょうけども、 日数から逆算していって一日に何個作ればよいかを考えたら、 だから余計に、展覧会場にずら~っと陳列された光景を見るのが、 以前行われた「九百九十九碗」展の際には、石田充弘さんのお友達の 作品のテイストの好き嫌いはあっても、なかなか見れる類の展覧会じゃない ご近所の人も、遠方の人も。 わざわざ見に行く価値のある展覧会ですよ。 そして、気に入った作品は購入して、ね。
■ information ■ 石田充弘 ワールドカップ展「The Final」 <会期> #
by tano4sou
| 2014-03-26 12:10
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木村知子さんの作品が、九州は小倉で見ることができます。 (もちろん、お買い上げも。) 「デザイン・ギャラリー卑弥呼」で開催されている、「 2014 HIMIKO ひいな展 」の、 お雛様展のおとなりに、陳列されるそうですよ。 1月10日(金)から26日(日)まで開催されていますので、 まだ時間はたっぷりありますので、九州の方々、それに 山口・広島の方々も見に行くことができますよね。 そこで、住所・連絡先はというと、次の通り。 北九州市小倉北区魚町2丁目2-7 TEL 093(533)2825 http://www.g-himiko.co.jp/ 「 デザインギャラリー 卑弥呼 」 ちなみに、木村知子さんは昨年日本工芸会の正会員になられた 新進気鋭の若手陶芸家。 多分このようなテイストの作品をこれからもドシドシ作られていくんだろうな、 と個人的には思っています。 いずれにしても、目指すべき処、方向性が決まる、というのはとても大事だし、 とてもいいことだと思いますね。 #
by tano4sou
| 2014-01-10 23:59
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2014年も明けましたね。 おめでとうございます。 正月三が日も過ぎて、はや4日。 ぼちぼち普通の生活に戻していかないと、ヤバイことになりそうな 今日この頃、といったところでしょうか。 で、正月に石田充弘さんから、お年賀メールが届きました。 春に一畑百貨店で行われる、あの、例の、「カップ九九九碗展」に向けて、 正月も返上で作陶に励んでおられる写真でした。 上絵付けの作品や12月に穴窯で焼かれた焼き締めの作品も載っていました。 それと、素焼きの作品も。 4月まで、まだまだこのような光景が続いていくんでしょうね。 ロクロで挽いて、ハイ終わり、じゃないですからね。 なんせ九九九碗ですから。 #
by tano4sou
| 2014-01-04 23:20
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今朝、ネットでニュースを見ていたら、面白い記事を見つけました。 朝日新聞デジタルの2月12日の記事です。 ( ※ 枡 ニュ-ヨーク 朝日新聞デジタル で検索してみてください。) それは、“ 高級服飾ブランド「ポール・スミス」の米国ニューヨークの店で、 赤、黄、緑などシャープなデザインで塗った8勺と、直方体のひょろ長いとっくりの 「升(ます)」が、置物や小物入れの「おしゃれ雑貨」として人気だと。 ” この枡を作ったのは、岐阜県大垣市にある「大橋量器」という会社。 その「大橋量器」が、昨年、「ニューヨーク国際ギフトフェア」に出展し、現地の人々に 人気を博して、「ポール・スミス」から受注した、ということでした。 最初の印象は、「へぇ~~」でしたが、すぐ「頑張ってるなぁ~」と変わりましたね。 我々が愛する陶磁器も、御多分に洩れず需要が頭打ち傾向です。 “せともの”と呼ばれる製陶所でつくられる陶磁器や陶芸家が作られる一品モノの 陶磁器も一部を除けば、停滞というよりハッキリ減少している状況ですね。 なので、素直にそう思ったんですね。 やはり、ニューヨークの展覧会へ出展したこと、従来にないデザインを考えたこと などが今回のような扉を開けたんだと思います。 「売れない、売れない」と嘆いているばかりでは、前に進めないんですね。 やはり、よく云われることですが、「行動しないと何も始まらない。」と。 最後に、五角枡とか三角枡とか灯しますなど、面白いデザインの枡がいっぱいの、 「大橋量器」さんのアドレスを記しておきます。 「大橋量器」 http://www.masukoubou.jp/freepage_4_1.html #
by tano4sou
| 2013-02-12 23:58
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